歌詞の1行目には「僕ら」という言葉があり、チームを想像させます。

おそらく「ONE PIECE」でも仲間が増えチームとなることからこの言葉が使われているのでしょう。

しかし、私たちも何かに向かうときには仲間がいるのではないでしょうか。

自分が達成するときには、決して一人ではないことをこの言葉で改めて感じさせるのです。

「こうなりたい」「こうしたい」というような心にずっとある目標を持つこと。

そしてその目標をどれだけ遠くてもずっと見続けること。

「夢を叶えたい」という気持ちを無くさなければ、その目標を達成することはできるのです。

歌詞の3行目には「沈まない太陽」という言葉があります。

自分の中でメラメラ燃えている気持ち、また目標に対する熱い想いが「太陽」という言葉で表現されています。

そしてそれが決してなくなることはないということを表しているのです。

仲間とともに

波間に降る 日射し見てた
僕と君だけの 願いは届いてるだろうか
出会いとか 誤解とか いろいろあるけど
一人じゃ見れない夢をみるんだ

出典: 未来航海/作詞:森本康介・田形美喜子 作曲:森本康介

歌詞の1行目の「波間」という言葉から、船がゆられていることがわかります。

波の動きに合わせて進んで行く中で、君のことを思い出しているのです。

ここでは君が一体誰のことを指しているのかは描かれていません。

しかし、僕と君は同じ願いを掲げるほど、深い存在であることはわかるのではないでしょうか。

歌詞の2行目の「だけ」という言葉からも二人は特別な存在である様子が表現されています。

そして歌詞の3行目。

新たな仲間との出会いがあり、そして一緒にいれば喧嘩をしてしまこともあります。

しかし、決して一人ではその夢は叶えることはできません。

みんなで向かうからこそ、助け合うからこそ、どんなに大きな夢にも向かって進むことができるのです。

たくさんの味方

いつか 僕らきっと抱きしめる 簡単じゃないけど
その瞳(め)を 信じたから
古い地図なら やぶり捨てるんだ
足跡のない時代(とき)を進む 追い風を

出典: 未来航海/作詞:森本康介・田形美喜子 作曲:森本康介

歌詞の1行目にある「抱きしめる」という言葉は、おそらく夢を掴むというような意味でしょう。

難しいことかもしれないけれども、僕らならできると確信しているのです。

歌詞の2行目の「その瞳」というのはチームの瞳のこと。

みんなが同じ方を見て、同じ目標に向かっている真剣な眼差しを見て「彼らとなら」と思ったのです。

そして、今まで誰かが通った道ではなく、自分たちにしか進むことができない新たな道を進むのです。

新たな時代を作っていくという大きい表現もされています。

歌詞の4行目には「追い風」という言葉が登場しています。

今の場所からさらに進んで行くという意味です。

それに加えて、自然や環境を味方につけるという意味も含まれているかもしれません。

必ずたどり着く

君が僕を

殴るふりして君が 僕にくれた勇気で
今ここから 未来へと

出典: 未来航海/作詞:森本康介・田形美喜子 作曲:森本康介

また「君」が登場しました。

君は僕を殴ろうとしたのです。

しかし、そのふりが、僕に力を与えてくれた。

まるで殴るかのように、君は僕の背中を押したのかもしれません。

君のおかげで僕は進めたのです。

夢を叶えるには

いつか 僕らずっと夢見てた 憧れを求めて
高く手を伸ばせば
そして 僕らきっと抱きしめる 描いてたすべてを
この瞳(め)を 信じていて
たとえ 夢さえ捨てた大人(ひと)に嘲(わら)われてもいい
きっと行けるさ あの場所へ
きっと行くんだ あの場所へ

出典: 未来航海/作詞:森本康介・田形美喜子 作曲:森本康介

「こんな未来になるだろう」とワクワクする気持ちを持って、夢である目標に向かって進み続ける僕ら。

歌詞の4行目の「この瞳」は僕自身の瞳のことでしょう。

夢を叶えた未来に絶対に連れて行くから僕を信じてほしい。

そんな気持ちが表現されているのです。

どうせ夢なんか叶えられない、目標なんてない。

そんな人たちに「あんなに必死になって、ばかだな」と思われても関係ないのです。

先ほど旅に出るのがワクワクしていて、この気持ちは誰にも止められないという意味の歌詞が出てきました。

それと同じような気持ちがずっとあるからこそ、目標を達成できるのかもしれません。

歌詞の最後でも「行ける」から「行く」と確信に近い気持ちに変わっていっているのです。

またあの場所へ