「恋人失格」に綴られているのは?

「たばこ」のアンサーソング

コレサワ【恋人失格】歌詞を徹底解釈!ついに男性側の心情が明らかに?大人気曲「たばこ」アンサーソング!の画像

コレサワの代表曲「たばこ」。

別れてしまったカップルの女性側の心情が綴られた楽曲です。

居なくなってからようやく自分の愛情が一方的だったと気が付き、後悔を重ねる…。

そんなリアルな心情を綴った歌詞が、多くの人に感動を与えました

コレサワが一躍人気となったきっかけの楽曲でもあります。

そして、「たばこ」のアンサーソングがついにリリースされました。

タイトルは「恋人失格」です。

2人がすれ違っていく様子

「恋人失格」では男性視点の心情が歌われていて、「たばこ」とリンクする部分は感動を誘います。

別れる時、本心を語り合えるカップルはどれくらいいるのでしょうか?

上手に思いが伝え合えないからこそ、別れに至るのだと思います。

両サイドの心情を綴った「たばこ」と「恋人失格」。

歌詞の意味を知ることで、どちらの楽曲もより楽しめるでしょう。

今回は2人のすれ違いにも注目して「恋人失格」の歌詞を紐解いていきます。

ぜひ最後までお楽しみください。

MVをチェック

コレサワのセルフカバー

「恋人失格」には2パターンあります。

もともとはコレサワからみゆはんに楽曲提供したバージョンがリリースされていました。

そして今回ご紹介するのが、コレサワがセルフカバーしたバージョンです。

こちらは、コレサワバージョンのMV

男性の部屋の中で、仲よく過ごしていた記憶が呼び覚まされます。

そして終盤ではたばこに火をつける演出…。

「たばこ」のMVと構成が似ていて素敵ですね。

では、歌詞の内容も紐解いていきましょう。

男性側は愛していたのか?

別れたとき、男性は女性をどう思っていたのでしょうか?

嫌いになって別れたのか、それとも好きだけど仕方なかったのか…。

ここでは男性の素直な感情が表現されています。

出ていった時の心情

確かに出て行った
君は泣きそうな顔してた
だけれどやっぱ泣かないんだね
そういうとこが嫌いだった

出典: 恋人失格/作詞:コレサワ 作曲:コレサワ

「たばこ」の歌詞は男性側が去ってしまった後の場面からスタートします。

それに対して男性は、自らの意思で彼女の家から出ていったと言っているのでしょう。

出ていく時の彼女の辛そうな表情を思い出しています。

でも、彼女は強がりで素直になれない性格。

どんなに辛くても泣きませんでした。

そんな意地っ張りなところに、男性は嫌気がさしていたようです。

この時点で2人の心情にすれ違いが見られますね。

「好き」と「嫌い」が入り混じる

確かに恋人で
君の部屋は優しかった
痩せたいと言いながらいつも
おかしを食べて笑ってた
そういうとこが好きだった

出典: 恋人失格/作詞:コレサワ 作曲:コレサワ

「優しい」という表現に注目してみましょう。

「たばこ」で彼女は、男性のために時計を早めるなどしていました。

部屋には彼女の様々な思いやりが溢れていたのでしょう。

先ほどの意地っ張りな性格には長所も隠れています。

ちょっとダメなところも愛嬌を感じて好きだったようです。

「好き」も「嫌い」も入り混じった複雑な感覚…。

2人で積み重ねた時間の重さが表現されていますね。

彼女からの強い愛情