スラッシャーの示す意味
また、DISH//のファンは「スラッシャー」といわれます。
グループ名に「/(スラッシュ)」が含まれていることからそう呼ばれているのです。
実は、この「スラッシャー」はビジネス界でも使われている言葉。
複数の肩書を「/(スラッシュ)」で区切り、複数の分野で活躍する人という意味があります。
SNSの自己紹介欄で「会社員/ライター」、「銀行員/ミュージシャン」などと書く方もいらっしゃいますね。
DISH//メンバーもグループ活動以外に全員が俳優やDJなどマルチに活躍中。
もしかしたら、ファンの中にも「/」を持つ生き方をする人が増えているのかもしれません。
楽曲提供は、USGの田淵智也さん!
ビデオの33秒目に、一瞬出てくる楽譜に注目してください。
実に緻密なリズムとコード進行が書きこまれています。
この曲を作詞作曲したUSG(Union Square Garden)の田淵智也さんの直筆のようです。
とてもメッセージ性の強い素敵な曲を提供してくださいました。
このすぐ後、35秒目に田淵さんご本人もスタジオに登場してレコーディングに参加している様子が見えます。
56秒あたりに一瞬、田淵さんがキーボードを打ち込んでいるシーンがあります。
DISH//メンバーの一世代上である「Y世代」の先輩として、全面的に楽曲の制作に協力しているのです。
このコラボには、UNISON SQUARE GARDENのファンも反応しました。
YouTubeのコメント欄には、DISH//ファンだけでなく、USGファンからの書き込みも多数見られます。
いずれのコメントも、「DISH//とUNISON SQUARE GARDENの両方の良さがでている」という内容。
「楽曲提供ありがとうございます」と、田淵さんへのリスペクトもあり読んでいて気持ちが良いです。
実際、この曲からはUSGの大ヒット曲「シュガーソングとビターステップ」のテイストも感じられます。
これがDISH//にピッタリはまっていますね。
各メンバーの見所、聴き所
北村匠海くんのボーカルが力強い!
まずは、リーダーでメインボーカルの北村匠海くんに注目しましょう。
2017年、映画「君の膵臓をたべたい」で俳優として大ブレーク。
スラッシャー以外の、DISH//のことをあまり知らない人々にも認知度が上がっています。
浜辺美波さんとの共演で心理描写を細かく演じて、心を奪われた人も多いはずです。
今回のティーザービデオでは21秒あたりから、全力で歌っている様子がアップされています。
匠海くんの声は、パワフルなハイトーン。
普段、芝居で見せるようなナイーブさとは一見正反対に思えます。
しかし、俳優活動で育まれた内面に持つエネルギーがとても大きいのではないでしょうか。
28秒~31秒では、曲のハイライト部分を歌っているところがアップで映ります。
50~51秒では、サイドギターをチューニングしている姿や、かき鳴らして歌う姿も見られ迫力がありますね。
グループで起きた様々な出来事に、リーダーとして真正面から取り組んで進化してきた匠海くん。
だからこそ、歌にも力強さが出てきているのでしょう。
昌暉くんのギターがかっこいい!
ビデオの47秒あたりから矢部昌暉くんのギターソロを聴くことができます。
左手の運指も滑らかで、右手のピッキングも上手です。
ソロをとっている時の表情も真剣でかっこよく、かなり練習をしていることがうかがえますね。
中2でバンドを結成し、エアギターからの出発で、よくここまでの演奏ができるようになったと感心します。
努力は人を裏切りませんね。
彼はとてもマメな性格で、メンバーにもよく気配りをしていることで知られています。
ブログでも、最もマメに更新しているのが昌暉くんです。
ツアー中に感じたこと、スラッシャーへのメッセージなど、本当にこまめに書かれています。
昌暉くんの人柄を感じられる公式ブログも是非のぞいてみてください。
大智くんのドラムスと柊生くんのキーボードもいい!
大智くんは、冒頭部分と24秒あたりでかっこいいスティック裁きを見せてくれています。
中学生から本格的にドラムを練習して、インデーズ系でも叩いてきた大智くん。
彼の加入でDISH//が、日本であまり見られない本格的なダンスロックバンドとして一気に進化しました。
そして橘柊生くん。
41秒あたりに、一番の年長者らしくみんなにグルーブを合わせてキーボードを弾いている様子が見えます。
ただ、これだけではありません。
柊生くんといえばDISH//の中では唯一のラッパーそしてDJというポジション。
この曲の中でも、DJとしてのセンスの良さを発揮しています。
4人の息がピッタリのユニゾン
各メンバーにスポットライトを当てて紹介してきましたが、全員によるユニゾンもポイント。
- 59秒からのコーラス
- 1分10秒から最後にかけて4人がタイトルを叫ぶところ
どちらも楽曲のグルーブ感にマッチした、メンバーの息の合った感じが出ていて、見所です!