【一件落着ゴ用心/イヤホンズ】◯◯のオープニングテーマソング！リズム感のある歌詞&MVを徹底紹介！

TVアニメ『Go！プリンセスプリキュア』のキュアマーメイドなどを演じた声優であり、児童向け小説『ウルは空色魔女』シリーズの作者でもあるあさのますみ。

少年漫画『ハヤテのごとく！』の作者、畑健二郎。

この二人がサークル「はじめまして。」として生み出した同人4コマ漫画『それが声優！』は2015年にTVアニメ化されました。

『それが声優！』は一ノ瀬双葉、萌咲いちご、小花鈴という3人の新人声優が共演をきっかけに仲よくなり、ともに声優として成長していくさまを描いた漫画です。

この3人が、作中でユニットを結成します。これが「イヤホンズ」です。

『それが声優！』について詳しくは、「はじめまして。」公式webサイトをご覧ください。

TVアニメ『それが声優！』の一ノ瀬双葉役の高橋李依、萌咲いちご役の長久友紀、小花鈴役の高野麻里佳という作中でイヤホンズのメンバーを演じる3人が、実際にユニットを結成。

これも「イヤホンズ」です。3次元にもイヤホンズが誕生しました。

『それが声優！』のためのユニットではなく、番組放送終了後も活動を続けていて、2016年には世界最大のアニメソングイベント「Animelo Summer Live」（アニサマ）に出演。

アニサマに出演することで一気に知名度は上昇、活躍の場も広くなりました。

2017年には『AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION-』のオープニングテーマ曲を歌うことになります。

『AKIBA'S TRIP』は秋葉原に本社を置く株式会社アクワイアが2011年に世に放ったコンピュータゲームです。

カゲヤシと呼ばれる吸血鬼と人間との戦いに巻き込まれた青年を主人公とする物語が、手掛かりを探しながら事件を追っていくアドベンチャーゲームの中で展開します。

主人公＝プレイヤーはカゲヤシと戦うことになりますが、カゲヤシは陽光に弱く、陽に当たると消滅するので、洋服を脱がせることで倒すという戦闘など、ユニークなシステムを持ったゲームです。

主人公は秋葉原を舞台にカゲヤシと戦いながら消息不明の友人を探すうちに、次々と新しい事実を知っていきます。

ゲーム中には秋葉原の街が登場しますが、実在の店舗等の外観だけでなく、店頭CMやアナウンスまで細かに再現されていて、実際に秋葉原を歩いている気分になれるほどです。

2017年1月からTOKYO MX、AT-Xほかで放送されたTVアニメーションです。もちろん、ゲームの『AKIBA'S TRIP』をもとに制作された作品です。

ゲームの主人公はあくまでプレイヤーなので、名前はプレイヤーがつけますが、アニメ版の主人公には最初から名前がついています。その名も伝木凱（でんきがい）タモツ。

タモツは秋葉原で謎の生物と出くわし、万世架（まよなか）まとめという少女に助けられます。まとめは謎の生物と戦ってタモツを窮地から救うのですが、のちにタモツ自身も戦うことになります。

謎の生物はゲームではカゲヤシと呼ばれていましたが、アニメではバグリモノという、よりゲームの世界に寄った名称になっています。

このように、ゲームの内容にただ添うのではなく、『AKIBA'S TRIP』をベースにしながら新たなストーリーを語るのが『AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION-』です。

万世架まとめの声を高橋李依が、タモツの妹、伝木凱にわか役を高野麻里佳が、タモツの仲間となるフィンランドからやってきた少女、有紗・アホカイネンを長久友紀が、それぞれ演じます。

ゲームをベースにしながら、ゲームとは異なる要素で展開されるのがアニメ版のおもしろいところ。もちろん、イヤホンズの熱演も見どころです。