T.M.Revolution【THUNDERBIRD】歌詞解説！”孤独な羽根”は君の背にもあるのかも

どんなに願い続けても願いは叶わない。

このままでは自分が自分ではなくなってしまいそう。

そんな行き場をなくした苦しい胸の内が伝わってきます。

孤独感が強まるほど気付いてほしいという想いも高まっていく。

でもなかなか伝わらない想いって誰にでもあるはずです。

そこで積み重なった想いを伝えようと背中を後押ししてくれる。

雨にさらされてきた羽根も抜け落ちて次第に乾いていく。

まるで風に乗って飛んでいくタンポポの綿毛のような。

そんな希望を信じて愛を待っているというメッセージが詰まっています。

「明けない夜はない」

こんなシェイクスピアの名言があります。

でも本当にこの夜は明けるのだろうかと不安に感じている人もいるでしょう。

ただ見てくれている人は気づいている。

はっきりとは見えないけれどぼんやりと光が見える。

そんな希望を胸に抱きながら曲は締めくくられます。

孤独の羽根は誰でも持っている。

その羽根を見せるのは少々痛みがともなうかもしれない。

でも孤独の羽根というサインを待っている人は必ずいる。

だから怖がらずにさらしていこう！

一人で抱え込まずに誰かに相談したり頼ったりすること。

それは迷惑でも悪いことでも何でもないんだということに気づかせてくれます。

今回は切なさが漂うバラード「THUNDERBIRD」の歌詞について紹介しました。

テンポのいいアッパーチューンが印象的なT.M.Revolution。

「THUNDERBIRD」のような泣ける曲も、西川さんの歌唱力と相まって魅力的です！

歌詞の一つ一つが胸に突き刺さってきて涙腺が崩壊すること間違いなしです！

さまざまな想いが交錯する1曲。

孤独の羽根に命を吹き込むように、ぜひじっくりと聴いてみてください。

孤独で憂うつな気分も、この曲に乗って吹き飛ばしませんか？