KOTORI「19歳」

「19歳」という年齢

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今回は、KOTORIの「19」という楽曲をご紹介します。

19歳」の頃の瑞々しい感性楽曲に閉じ込めた歌詞の世界観。

上京した青年の、若さゆえのセンチメンタルな心情が描かれています。

今回は、その歌詞に込められた意味を解説していく記事です。

「19歳」のMV

歌詞の解説に入る前に、「19歳」のMVをご紹介します。

夜の街を歩きながら、歌を口ずさむボーカルの横山優也の姿。

その中で所々、「KOTORI」によるバンドの演奏がカットインしてくる構成となっています。

青春時代の若者たちの感傷を描いた楽曲に、ぴったりと寄り添うようなMVです。

MVを見た後にこの記事を読んでいただければ、歌詞をより深く理解できることでしょう。

それでは、早速冒頭から歌詞をご紹介していきます。

昔の自分に笑われる

1年前の自分

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19歳の僕を見て 18歳の僕が笑う
大人になれない いつもの僕がそこにいた

出典: 19歳/作詞:横山優也 作曲:横山優也

こちら楽曲冒頭の歌詞です。

昔の自分が、今の自分を見て笑っています。

1年前に思い描いていたような大人な自分はそこにはいません。

未熟であった1年前の自分から、何も変われていないと感じているのでしょう。

昔と変わらない自分に対して焦りを感じているのかもしれません。

「19歳」という大人と子供の狭間の年齢。

どちらにも属さないその微妙な年代の落ち着かない心の中が描かれています。

家族の顔を思い浮かべる

お父さんお母さんお元気ですか?
僕は相変わらずやってるよ

出典: 19歳/作詞:横山優也 作曲:横山優也

ここからは主人公が遠くにいる両親のことを想っていることが伝わります。

親元を離れ1人で暮らすようになったことで、親への想いが強まっているのでしょう。

直接言うのは恥ずかしいのかもしれません。

けれど心の中では、家族に対しての想いが溢れているようです。

慣れない1人暮らしを経験し、両親の偉大さを感じているのでしょう。

青年が、反抗期を経た大人になろうとしている。

そんな「19歳」という過渡期ともいえる年代ならではの心境がここに表れています。

大人への道のり

分からないこと

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酒もタバコも覚えたけど
人の温もりは分からないまま

出典: 19歳/作詞:横山優也 作曲:横山優也