悪魔が脳内に登場しましたが、歌詞の1行目で走っていることからも天使の声に従ったようです。

しかしずっと走り続けていては疲れてしまいます。

休憩もまた動き始めるために大切なことであって、絶対に必要なこと。

だからこそ、たまにはしっかりと休まなければならないのです。

そしてまた動き始める時には、頭も身体もスタートする準備や緊張感を持つことになるのです。

休憩も大切なことですが、何よりも大切なのは続けること

そして歌詞の7行目。

ずっとうまく進み続けるというわけではありません。

少し状況が悪くなって、また上がって、そして休む。

そのサイクルが自分にとって一番良いものだと理解したのです。

自分の力を信じて

サボってしまう

2,3度寝るか 456寝るか
嘘だやれるかやれるか 飛ばすぞ 飛ぶ
2,3度寝るか 456寝るか
嘘だやれるかやれるか 飛ぶ

出典: Limit/作詞:Rachel,Mamiko 作曲:ryo takahashi

歌詞の1行目からは、少し寝る様子が描かれています。

しかし「456」という言葉は、少しではなく「しっかり」という意味を指しているのです。

寝るというよりも、サボるようなイメージを表しています。

しかしそれは自分にとってはダメなことなのです。

歌詞の2行目では自分を鼓舞しています。

まだ自分は進める、寝ている暇はない。

「飛ばすぞ」という言葉はまだ進むぞという意味でもあるでしょう。

また歌詞の3行目からはまた同じ歌詞が登場しています。

「サボってしまおうか」という気持ちは何度も思ってしまうことかもしれません。

何度も誘惑されていながらも、自分は負けないのです。

また2回目の歌詞には「飛ばすぞ」という言葉が出てきていません。

「行こう」ではなく「行く」というはっきりとした意志がすぐに描かれているのです。

自分の意志がさらに強くなってきている証拠でしょう。

自分の限界を知っているか

規則的なimitation
Do you want to know your limits?
(しかしそろそろ自分の限界を知りたくないか?)

出典: Limit/作詞:Rachel,Mamiko 作曲:ryo takahashi

「imitation」とは真似や模倣を意味します。

規則的な真似ということは、これまで人の真似をずっとしてきたのかもしれません。

しかし人の真似をしなくても、自分はもっとできることに気がついたらどうか

そのように問いかけているのです。

自分との戦い

ついに張り切る

フォーカス 巻き爪の角
フォーカス あいうえお等
愛すべきものが何かも
分からない 負荷は2倍でハッスル
巻き戻そうがsameのmove
like フラフープのループ

出典: Limit/作詞:Rachel,Mamiko 作曲:ryo takahashi

「フォーカス」とは焦点を当てること。

しかしその焦点を当てているものは、あまり注目されないものになっています。

この言葉に意味はないのかもしれません。

自分が何を愛さなければならないのかがわからない。

とても混乱している様子が歌詞から伝わってくるのではないでしょうか。

その混乱する様子が、意味のない言葉にも表れているのかもしれません。

そんな混乱によって、自分の悩みがさらに増えていってるのでしょう。

しかし歌詞の4行目に「ハッスル」という言葉が出てきます。

張り切って乗り越える様子が描かれているのです。

一番最初の歌詞で「張り切ることができない」と述べていた自分。

しかしここでついに張り切って何かをすることができたのです。

過去に戻ったとしても、きっと今と同じことをする。

フラフープがぐるぐる腰の周りをまわるかのように、新しい形になることはないのです。

どんなことが起きても、自分はまた何かを張り切ってすることができるということが表現されています。

周りのことは気にしない

やっぱりちょっと今日はめんどい
repeat the same つって 明日から
努力しても報われないことある
でもやる 自己満 何が悪い
get out
誰かが見てる 誰も見てない
誰かを見てる 誰も見てない
自分だけ見とけ

出典: Limit/作詞:Rachel,Mamiko 作曲:ryo takahashi

時には「今日は疲れた」という日もあるかもしれません。

明日からまた頑張ろうと甘えてしまう日もあるでしょう。

また、どれだけ頑張っても結果が出ない日もあります。

何かを続けていると、このようなことはよくあるかもしれません。

しかし、それでも続けるのです。

周りの人のためにならなくても、自分がそうしたいのだから。

それの何がいけないのか。

強気な様子が伝わってくるのではないでしょうか。

歌詞の6行目からは周りの人を全く気にしていない様子が描かれています。

誰かが自分を見ているかもしれないけれども、自分は他の人を見ていない。

そして自分も本当は他の人を見ているのではないかと思われているかもしれません。

しかし、真似をすることをやめた自分。

誰の真似もしない、だから誰のことも見ていない。

これは、自分との戦いなのです。

葛藤と限界の先