コメットルシファーとは
ストーリー
ギフトジウムという鉱石がに覆われた惑星ギフト。
その街の一つ、ガーデン・インディゴに住んでいる少年ソウゴ・アマギは鉱石集めが趣味の純真な少年。
ある日、赤く光る鉱石を発見したソウゴは、クラスメイトのカオン、ロマン、オットとの騒動に巻き込まれ、なんと街の地下へ続いている大穴へと落ちてしまいます。
そこにある地底湖では、ギフト政府軍がとある作業中だったのですが、ソウゴとカオンはそれを目撃します。
さらに、青い髪と赤い瞳の不思議な少女フェリアに出合って……。
fhanaって?
fhana(ファナ)はゲール語で「坂」を意味する言葉です。
これは彼らがファンである「CLANAD」という作品のタイトルがゲール語に由来することからきているのだそうです。
FLEETの佐藤純一、Leggysaladのkevin mitsunaga(ケビン ミツナガ)、s10rwのyuxuki waga(ユウキ ワガ)の3人が結成したグループです。
結成のきっかけはTwitter。始まりは佐藤とyuxukiが親交を深めた事だったそうです。
その後、2.5D開設記念イベントの準備に3人が集い、準備終了後にメイド喫茶でグループ結成の方向性について語り合ったのだとか。
そこから活動を開始し、毎回ゲストボーカルを招く形で次々に楽曲を作っていきました。
このゲストボーカルを招くスタイルを、ゲーム好きの彼らは「マルチエンディング」と呼んでいたそうです。
そんな中で、同人CDの制作のゲストに招かれたtowana(トワナ)の歌が良かったことから、正式にグループのボーカルへ加入してもらいました。
彼らはこれを「トゥルーエンディング」と呼んでいるそうですよ。
歌詞はこちら♪
そう挫けそうになった日もあっただろう
眩しい光が土を照らす
そうその種は十分に芽を伸ばせる
冷たい雨にも強い風にも
何者でも揺るがない魔法
僕らの背を押す理由(わけ)は何だ?
そう挫けそうになった日もあっただろう
不思議な力溢れ
ah 陽のさす方へ駆け出す
少年のよう
出典: コメットルシファー 〜The Seed and the Sower〜/作詞:林英樹 作曲:佐藤純一
輝く太陽に照らし出される大地。
蒔かれた種は今にも芽を出しそうに生き生きとしています。
しかし生命力にあふれる大地は、恵みだけを与えてくれるわけではありません。
冷たい雨や強い風が吹きすさぶ時もあります。
けれど決して揺るがない意志はまるで魔法のようで、挫けそうな日もこの身を支えてくれたのです。
この歌の主人公が少年のように駆けてゆく姿が、息づく大地の中に力強く描き出されています。
今にも何かが始まりそうなドラマを感じさせますね。
新しい種を蒔こう
長い冬越え僕ら包む
春の息吹 福音になるよ
僕は君を探し求めて
この日をずっと待ち続けた
信じることの強さ怖れない
それはいつかの孤独を癒すよ
ah もしも君が星に還れど
新しい種を蒔こう
出典: コメットルシファー 〜The Seed and the Sower〜/作詞:林英樹 作曲:佐藤純一
長い冬を待ち続け、春の福音を聞く。
その中で大切な君を探して、ずっと待ち続けたこの日。
美しく芽吹く大地は、きっと二人を巡り合わせてくれるでしょう。
信じる二人は何よりも強い。
いつか孤独を感じた日もあった。けれど強さがそれを癒してくれます。
「もしも君が星に還れど」という悲しい未来を予感させる歌詞がありますが、新しい種をまくことができるのだと力強く歌い上げます。
信じる強さはそんな希望を抱くことができるのですね。
そう陽はまた昇るんだと願うこと
眩しい光が土を照らす
ah 種は思い切り芽を伸ばす
僕らに強さがあるとすれば
そう陽はまた昇るんだと願うこと
君はずっと独りで
ah 闇の中歌ってたの?
無垢な声で
出典: コメットルシファー 〜The Seed and the Sower〜/作詞:林英樹 作曲:佐藤純一
この歌は「強さ」「信じること」がキーワードとなっています。
強さとは、信じること、願うこと。
希望を持つ事は強さ。たとえ闇の中にいても、明日を願うことはできます。
しかし、日が暮れてまた昇るというのは当たり前の事です。
けれどそれを願うのはなぜなのでしょうか。
きっと「明日」というのは、ただ繰り返す日々ではなく、「人が一歩ずつ前に進んでいく軌跡」という意味が込められているのでしょう。