Take Me Under/MAN WITH A MISSIONのMVは狼vs豚?!いぬやしき主題歌の画像

2018年4月20日公開の実写版「いぬやしき」映画主題歌を狼バンドMAN WITH A MISSIONが担当することになりました。

タイトルは「Take Me Under」で、「ゴールデンカムイ」のアニメ主題歌との両A面シングルとなっています。

MAN WITH A MISSIONが「いぬやしき」とタイアップするのはテレビアニメ主題歌に続いて二度目です。

今回はどんな楽曲に仕上がっているのか、テレビアニメ版との違いを比較しながら紹介します!

「いぬやしき」はどんな映画?

Take Me Under/MAN WITH A MISSIONのMVは狼vs豚?!いぬやしき主題歌の画像

宇宙人の手によって機械の身体となった初老の男性と高校生の活躍や苦悩、救済される人々や殺害される人々を描く。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/いぬやしき

「いぬやしき」の原作者は「GANTZ」でお馴染みの奥浩哉

サイバーパンクや超能力、異能バトルものが好きな方にオススメのバトル漫画です。

実写では主人公の犬屋敷壱郎を木梨憲武獅子神皓を佐藤が務めています。

このふたりが善と悪、それぞれの正義のために激しくぶつかり合います。

漫画原作の実写化が増えていますが、善に尽くす親父(犬屋敷)と悪に染まった青年(獅子神)のような対比が色濃い作品は珍しいですね。

「るろうに剣心」の緋村剣心や「バクマン。」の真城最高など実写映画で数々のキャラクターを演じてきた佐藤健ですが、ダークヒーロー役を演じるのは今作が初めてとのこと。

また木梨憲武は約16年ぶりとなる主演映画です。

ヴィジュアル面でも漫画からそのまま出てきたようなふたりの演技にも注目です。

主人公にそっくり!?

Take Me Under/MAN WITH A MISSIONのMVは狼vs豚?!いぬやしき主題歌の画像

こちらが佐藤健の演じる獅子神皓です。

目元の力強い雰囲気など、佐藤健がイメージにピッタリですね。

木梨憲武は特殊メイクを施して老人である犬屋敷壱郎になりきっています。

「いぬやしき」を演じるにはこのふたり以外にあり得ません!

カッコ良すぎるMV!

MAN WITH A MISSION - Take Me Under

主題歌の「Take Me Under」は楽曲の素晴らしさはさることながら、MVがとにかくカッコいいです。

MVとは思えないほど本格的なアクションで、混沌としたネオンサインのギラつきが幻想的です。

そして、とにかく「狼が強い!」の一言に尽きます。

敵役である豚の軍団に何度でも挑む狼。

カンフーのようなアクションシーンと退廃的な舞台が映画の世界観ととても良くマッチしています。

世界観が溢れる歌詞

逆生して見せよ 終焉の浸透
Take me under, take me down with you
断ち切った想いを そうね Just take me under
Why don't you take me down with you

出典: Take Me Under/作詞:Jean-Ken Johnny 作曲:Jean-Ken Johnny

疾走感があるアッパーチューンなのにどこか悲しげな雰囲気が漂う歌詞ですね。

獅子神は肉体が機械にされてしまったことをきっかけに無差別殺人をする冷酷なキャラクターですが、一方で家族や身内に対してはとても優しい顔を見せます。

荒んだ行為を止められずついには日本全国に対して宣戦布告をする。けれども家族など大切な人は守りたい。守って欲しい。

そんな獅子神の苦悩や心の叫びを代弁しているかのような一曲です。

映画もMVも宙を飛びまくる!

Take Me Under/MAN WITH A MISSIONのMVは狼vs豚?!いぬやしき主題歌の画像

映画では犬屋敷と獅子神が空中を縦横無尽に飛び回りながら死闘を展開します。

緻密なCG字描写やVFXによるアクション映像は圧巻です。

激烈なバトルで破壊されていく東京のビル群がとてもリアルで、原作を知らない方でも是非見ていただきたい映画です。

MAN WITH A MISSIONMVもまた、終盤の狼VS豚の死闘がたまらなくカッコいいです。

ディストピア風の世界観が獅子神の内面を表現しているようですね。

まるでひとつの短編映画のようになっていますので、映画と併せてご覧ください。

狼VS豚の理由を解析!

ところで、MVの敵役が豚になった理由が気になりますね。

「三匹のこぶた」や「赤ずきんちゃん」など、どちらかというと狼は悪役というイメージが強いです。

一方で豚は「ベイブ」や「紅の豚」などかわいかったりダンディズムな役の映画が有名です。

破壊と殺戮の限りを尽くす獅子神を狼、みんなの味方である犬屋敷を豚として暗示しているのでしょうか?