志村理佳さん最後のシングル

重要なマイルストーンとなった楽曲

夢を追う人の背中を押す楽曲『キラキラ☆Sunshine』。

楽曲は、10名体制として再出発したSUPER☆GIRLS最初のシングル

同時に、志村理佳さんの参加する最後のシングルとなりました。

そのため、今回の『キラキラ☆Sunshine』は、志村さんをフィーチャーした作品です。

また、担当カラーである白を基調としていることも特徴的なMVです。

志村さんは、加入以来、常に最前線でグループを引っ張ってきました。

今回は、SUPER☆GIRLSのマイルストーンとなった楽曲

『キラキラ☆Sunshine』のMVを解説していきます。

今と未来が表しているもの

夢を追いかける人に対する応援歌

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『キラキラ☆Sunshine』について解説していくうえで、重要な点の1つ。

それは、楽曲自体を象徴している歌詞にあります。

今しかない瞬間 未来の先 自分に嘘つかずに 答えを探し出すのさ

出典: キラキラ☆Sunshine/作詞:ハマサキユウジ 作曲:ハマサキユウジ

志村さんが卒業までに残された時間を“今”

1人の女の子として人生を歩んでいく志村さん。

SUPER☆GIRLSとして活動を続けていくメンバー

両者を“未来への光”と形容しています。

この“今”と“未来”という構造が自然と私たちも経験してきた出会いや別れ…。

あらゆる決断に対する選択と重ね合わせられます。

今を生きる人達への熱いメッセージソング。

本楽曲が、全力で活動している彼女たちによって歌われることで生まれる説得力。

彼女たち、私たちには、明るい未来が待っていると確信させてくれます。

渡邉幸愛さんがセンターに立つ意味

継承される思い

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『キラキラ☆Sunshine』は、応援ソングだけでない意味を持っています。

グループが変動期を迎える上で、重要な要素の1つが継承です。

楽曲とアーティスト名が表示され、歌い始める時のフォーメーション。

ここでは、オリジナルメンバーの一期生が前列に立っています。

そして、センターは2期生である渡邉幸愛さんが担当。

これは、オリジナルメンバーから2期生に対する継承の意味を表すと考えられます。

常に前に立ち後輩に背中を見せてきたメンバー。

全員が肩を並べ、仲間として活動を続けていること。

センターを後継者に譲り、披露されるダンス

SUPER☆GIRLSを通じて、たくましく成長したメンバー。

メンバー間の継承が明確に伝わるシーンです。

MVの印象的なポイントといえるでしょう。

衣装ケースと舞い散る花びら

旅立ちを意味する場面

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MVの冒頭はケースに詰められた衣装と花。

そして、煌びやかな花びらが散っているシーンから始まります。

衣装がケースに込められているシーンはまるでどこかに旅立つよう。

グループとして長年活動してきた1人の女の子。

彼女が、慣れ親しんだ環境を離れ、自分の道を探して生きていく。

これこそ旅立ちを描いている場面です。

MVが公開されたのは、4月14日。

多くの人が旅立ち、別れを経験し、新たな仲間と出会う季節。

しかし、別れは決して辛いものではなく、未来は輝いているはず。

MVの光度が高いのは、輝く未来を暗示しているからです。

煌びやかに花びらが彩る中で、光が全体に射し込まれながら歌う姿。

輝く未来の象徴的な場面といえるでしょう。

涙の理由

迷いや葛藤を抱えるメンバー