Once, I said
If you really want to have a part of me
You better find yourself another piece of harmony
All my garbage friends now
thank you for your expense I'm pretty
rich enough to hide my real intens(ity)
出典: ハイパーベンチレイション/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
和訳「前にもおれは言ったよ。 もし君が心底おれをほしいなら、君は自分に合った他の人をさがした方がいいよ。おれのゴミみたいな友達全部、 おまえらのがんばりにありがとう、おれの傲慢さを隠すのには、おれはピッタリだよ」
このパートは自分の傲慢さで自己矛盾に落ちいっている様子でしょうか。
iti yaliyali tiatta littityaliya
candy candy hop he goes Slovenia,
Slovakia whatever, however Amen
Now sing for just a moment
出典: ハイパーベンチレイション/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
和訳「iti yaliyali tiatta littityaliya キャンディ キャンディ ホップ 彼はスロベニアに行く、 スロバキアは何であろうと、アーメン。 少しの間は歌おうよ」
韻を踏んで遊んでいる感じですね。「スロベニア」「スロバキア」は言葉で遊んでいる感じがします。
さらば 腐って穿ったカルマ
まだか 天からいらっしゃるのは
白馬またがって さらって頂くはずが
置いてきぼりの身
そげな 無茶ばっか言いなさるな
こちとら そりゃすったもんだあんだ
なんだかんなあんだかんな いい加減なあんたなんか
絡んでくんな もうさ
出典: ハイパーベンチレイション/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
カルマという仏教用語が出てきます。でも、言葉を羅列しているようにも感じます。
君が願うよりも醜く 君が恐れるよりも清く
君が想うよりも世界は 君が想うようにできてる
テンパって タンマだって 言ったって
待ったなんてなしなんだって言われて
まるで 生まれたての猿ね
って言われちゃっちゃっちゃしゃーないわね
出典: ハイパーベンチレイション/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
意味ありげな言葉が並んでいますが本当に意味はあるんでしょうか。混沌とした感じがありますね。
まずね 見させて 僕のカルテ
そして ダメで あれば箱船
に乗せて(降ろして) 連れて(置いて)
いって(おいで)どこへ(ここへ)
さぁね
僕に羽根が生えたところで 少し経てば飛ぶのも飽きて
そのうち寝るのに邪魔になって
君に呼んでもいでもらうの
出典: ハイパーベンチレイション/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
この部分は「苦悩に悩む人が救われるため箱船に乗ることを希望している。羽が生えて自由になるが自由の責任の重さを感じて放棄する」ということを表現しているのかもしれません。
ちょっと解釈が難しいですね。本当は好きに解釈すればいいんですけどね。できれば作詞者の本当の気持ちを探りたくなります。
ハイパーベンチレイションのまとめ
この曲に意味はあるのかも知れませんが、複雑すぎて分かりません（笑）。
歌詞の内容が飛びすぎてまとめようにまとまりません。作詞した野田洋次郎さんに聴いてみるしかありませんね。わたしが思うには練習曲ではないでしょうか。
テクニックを磨くための。ラップも韻を踏む練習しているのかなと思います。リズムも結構曲の中で変化するので演奏技術を磨くにはピッタリの曲ですね。
口を動かす練習と楽器の練習のための曲ではないかと思います。曲自体はかっこいいので何をしてもRADWIMPSぽくなっていますね。
RADWIMPSの歌詞の世界
陰と陽を合わせ持つ「RADWIMPS」
RADWIMPSの歌詞の世界は本当に魅力的です。シンプルな言葉の組み合わせで意外な感情を表現できる素晴らしい才能のバンドです。その一方で言葉遊びを巧みに使い、音遊びをするRADWIMPSもいます。
その両方がRADWIMPSの本質だと思います。真面目でストレートな部分とおちゃらけてコミカルな部分。
この2つがあるからこそRADWIMPSの魅力は最大限に発揮されます。真面目すぎてもいけないし、ふざけすぎてもいけない。これってすばらしいバランスですよね。
「ハイパーベンチレイション」はシングルのカップリング曲です。
このシングルでしか聞けない曲なんですね。という事はやっぱり、アルバムに入れるほどでは無い曲という位置づけではないでしょうか。
私が考えた練習曲という位置づけはあながち間違っていないと思います。
やはりテクニックの裏づけがないと素晴らしい曲を届ける事はできませんから。
ですからただ単に音としてこの曲を楽しむのが良いのかもしれません。あまり深く意味を考えずにどういう音で構成されているかを感じれば良いのではないでしょうか。
ハイパーベンチレイションはシングル「携帯電話」収録
楽器がうまくなる近道
ラップ、ギター、ベースをうまくなりたい人にとって「ハイパーベンチレイション」は上達の近道です。
難しい曲なのでこれを練習すれば自然と楽器が上達します。練習曲としていかがでしょうか。この曲が弾けるようになれば相当楽器の腕が上がりますね♪
RADWIMPSには他にも難しい曲があるので「楽器演奏の技術」として聴いてみるのもいいかもしれません。
「おしゃかしゃま」「ＤＡＤＡ」「ヒキコモリロリン」は特に演奏の難易度が高いですので挑戦する価値がありますね♪
