負けない事

勝ち負けって人生の中でたくさん経験すると思います。

人生で初めて負けを味わうのはじゃんけんかもしれません。

初めて負けたときの感情、思い出してみてください。

スポーツ、ゲームでも何でもいいです。

悔しくてもう一回!もう一回!と挑戦しませんでしたか?

一時期は運動会やかけっこで勝敗をつけないようにするという風潮もあったようです。

ゴールする直前で全員が整列して手をつないでゴールする。

でもそれってどうなんでしょうか?

スポーツでも仕事でも何でも共通して言えること。

それは「全力を出しきること」なのではないでしょうか?

本当はできるのに周りに合わせて実力を発揮しない。

またはできない。

それってできる人も少し遅れを取っている人も双方が気を遣ってしまいます。

例えば50mを6秒で走れる人と10秒かかってしまう人を比べたとき。

前者の人が「お前は速すぎるからもう少しゆっくり走れ!」と言われたらやる気をなくすでしょう。

一方で後者の人に「もっと本気で走れ!」と言うのはナンセンスです。

その人にとって心臓はバクバクですから。

大事なのは能力がある人もない人も全力を出したかどうか。

順位はその結果でしかありません。

投げ出さない事

何かを始めて投げ出さなかったことってありますか?

あると即答できる人はすごいです!

それだけ続けることって難しいのではないでしょうか?

例えばそろそろヤバいと思って始めたダイエット。

好きな甘いものも我慢してジムにも通っている。

でもストレスがたまってきて、もう我慢の限界。

友達に誘われたランチでつい食べ過ぎちゃって、まぁいいかと思ってしまう。

緊張の糸がプツリと切れてジム通いもおっくうになってしまう。

こんな経験ありませんか?

でもちょっとした誘惑に負けてしまうことなんてたくさんあります。

人間なんだから仕方のないことだと思います。

逆にガマンしすぎてイライラして周りに当たってしまうのは良くありません。

負けない事が大事とありますが、負けたときにどうするかがもっと大事と言えます。

大事なときに投げ出して後悔しないように、あえて負けておくことも必要です。

逃げ出さない事

好きなあの人に告白するとき。

大勢の前でのスピーチを頼まれた時。

心臓がバクバクと脈打ち、体だけそこに置いて逃げ出したくなる時もあるでしょう。

はたまたイヤでイヤで仕方ないことから逃げたくなる時もあるはずです。

関わったら面倒なことからは「逃げるが勝ち」とも言えます。

もちろん火事のときも迷わず逃げてください!

でも身の危険がない範囲で、やろうと決めたことに立ち向かうことは大切です。

「これを投げ出してしまったら後悔しないだろうか」と一度自分に問いかけてみる。

後悔するだろうなと思うなら、逃げずにやってみることです。

失敗したって命まで取られることはないんですから。

逃げ出して後悔する方が一生つらいということを物語っているフレーズです。

信じ抜く事

うまくいかないときやつらいとき。

そんなときって「何もかも信じられない」ってなってしまいます。

誰にでもこんな気持ちになったことあるはずです。

でも何もかも信じられなくなったとき、自分のことくらいは信じてみませんか?

負けたって、投げ出したって、逃げ出したって、ここにいるだけですごいこと。

ここに存在している自分のことを認めてあげよう。

最後まで自分の味方でいてくれるのは自分しかいないんだから。

自分を信じ抜く事で強く生きていけるという想いが伝わってきます。

生きているだけで素晴らしい

命が尽きてしまったら何もできない。

そしてお墓の値段だけではその人の価値は測れない。

そんなことを歌っています。

⾼価な墓⽯を建てるより
安くても⽣きてる⽅がすばらしい
ここに居るだけで傷ついてる⼈はいるけど
さんざん我侭⾔った後あなたへの想いは
変わらないけど
⾒えてるやさしさに時折負けそうになる

出典: それが⼤事/作詞:⽴川俊之 作曲:⽴川俊之

起きてしまったことに傷ついている人はたくさんいる。

でもそんな環境の中でもたくさんの優しさがあふれている。

自分のことしか見えていないときには気づかなかった。

負けないように歯を食いしばらなくても、つらかったら頼っていいんだよ。

人と人とが支え合って強く生きていけるということを表現しています。

見えないものを想う気持ち

ここにあなたが居ないのが淋しいのじゃなくて
ここにあなたが居ないと思う事が淋しい(でも)

出典: それが⼤事/作詞:⽴川俊之 作曲:⽴川俊之

いつでもそばにいてくれる。

とても安心する言葉だと思います。

そばで寄り添ってくれるという意味ももちろんあります。

でも離れていても見守ってくれているという心の絆。

目の前にいないからこそ想える大切な人の存在に気づかせてくれます。

込められた想い

⾼価なニットをあげるより
下⼿でも⼿で編んだ⽅が美しい
ここに無いものを信じれるかどうかにある
今は遠くに離れてるそれでも⽣きていれば
いつかは逢える
でも傷つかぬように嘘は繰り返される

出典: それが⼤事/作詞:⽴川俊之 作曲:⽴川俊之

機械で編まれたニットの方が見た目はキレイかもしれません。

でも大事な人が編んでくれたニットの方が嬉しいはずです。

見た目の美しさは年月が過ぎれば崩れてしまいます。

しかし込められた愛情は月日が経つほどに増していきます。

それが本当の意味での「愛着」というのかもしれません。

本当に大事なこととは?