「劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女」
GARNiDELiAの最新作「SPEED STAR」は「劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女」の主題歌に起用されています。
魔法学園ものといえば「ハリーポッター」や様々な作品が世間には排出されています。
この作品はその枠を超えたバトルアクションも楽しめる作品になっています。
その世界観に「SPEED STAR」の歌詞はどんな風に繋がっていくのでしょうか。
その歌詞を紐解いていきます。
「SPEED STAR」の歌詞に迫る!
I'm a speed of light star光追い越して
Fly higher
いつか辿りつけるまで
出典: SPEED STAR/作詞:MARiA 作曲:toku
まずは導入部分。定義付けです。
「I'm a speed of light star=私は明るい星(星の光)の速さである」
自分を星の光の速さに例えています。これは何を意味するのでしょうか。
辿り着く場所はどこでしょうか。
先へ進んでいきます。
宇宙は憎らしい程
光に溢れている
突き刺す光線に今日も
悩まされてクラクラしちゃうな
惑わされてちゃ Not you
出典: SPEED STAR/作詞:MARiA 作曲:toku
宇宙には数え切れないほどの星があります。
宇宙自体がまだその全貌が解明できていないので、星の数も数えきることはできません。
その星々にそれぞれの光があり、その輝きを放っています。
交差しあう光の中、その眩しさにばかり目がいっていしまうと自分自身の居場所を見失ってしまうことになります。
それはリアルの世界も同じです。
隣の芝は青く見えるし、他の人の能力は輝いてうらやましく見えるものです。
しかし、そこにばかり目がいってしまうと自分の光から目を逸らしてしまう結果になってしまうのです。
「キミは何がしたいの?」
いい子なだけじゃ欲しいモノは
手に入らないみたいだ
覚悟を決めて
目指す場所は一つ
狙い定めたら 始まる
出典: SPEED STAR/作詞:MARiA 作曲:toku
輝きあう光の中、自分だけの確かな光を見つけることがこれから目指していくべき場所を示していくことになります。
周りばかりを気にして顔色を窺ってばかりではその光を見つけることは難しいです。
他人の顔には自分の光は存在しないのです。
何がしたいのか明確にしていくこと、目指す場所を見据えることで進んでいけるのが人間です。
I'm a speed of light star
彗星のように
悲しみも寂しさも蹴散らして
怯えた過去も色褪せる程に
光だって追い越して走り抜けてく
Fly higher
いつか辿りつけるまで
出典: SPEED STAR/作詞:MARiA 作曲:toku
その確かな自分だけの光を見つけた時、その光へ一直線に進んでいくことが大切になります。
そのスピードはそこで光っている星の明るさを越え、まるで彗星のような速さです。
悲しみや寂しさを置いていくように、明るい未来に向かって進んでいくのです。
宇宙は気持ちいい程
無限に広がっている
儚い「お願い」なんて
かき消されてバイバイだからさ
出典: SPEED STAR/作詞:MARiA 作曲:toku
前述したように宇宙の広がりにはキリがありません。
そんな空間では「もしも願いが叶うなら」とか「お願い」とか淡い希望は言葉にしてもフッと流れていってしまいます。
強く望むのなら
届くまで響かせて
守りたいものくらい
この目で見つけ出してみせるよ
出典: SPEED STAR/作詞:MARiA 作曲:toku
もし強く願うのであれば、かき消されないようにしなければなりません。
届かせたい場所に届かせること。守るべきものを守ること。
その一つ一つを自分でしっかり掴んでいくことで、強い願いは消えることなく叶えることができるのです。