勢いに乗るガールズバンド、the peggies
2017年にメジャーデビュー
2017年は多くのガールズバンドがヒットを飛ばしたり、話題になったりして、ガールズバンドの世界はとても豊作でした。
yonige、SHISHAMOの活躍はもちろんですが、ポルカドットスティングレイやリーガルリリーなどなど…どのバンドも魅力的で、いい音楽を鳴らしていて。
そんな中にあって、the peggiesもまた人気を集めたわけですが、僕の中ではthe peggiesは突出していました。
なにが突出していたかって、音の透明度、とでも言えばいいんでしょうか…とにかく、楽曲がとてもクリアで、澄んでいる、そんな気がしました。
the peggiesは2014年にタワーレコード限定でフルアルバム「goodmorning in TOKYO」をリリース、翌2015年リリースのアルバム「NEW KINGDOM」で人気に火が付きました。
2017年には満を持してエッピクレコードジャパンからメジャーデビュー!
まさに、今後に注目が集まっている、the peggiesはそんな状況にあるんです。
メンバー
the peggiesは全員が女性のスリーピースバンド。3人はもともと日本女子大学附属中学校の生徒で、結成は2009年。
音源をリリースするようになってからのキャリアは決して長くないですが、バンドとしてのキャリアは、実はけっこう長いんです。
メンバーは、
- 北澤ゆうほ(vo.gt.)
- 石渡マキコ(ba.)
- 大貫みく(dr.)
の3人。全員1995年生まれ。とてもフレッシュです。
上の写真では、左から北澤ゆうほ→大貫みく→石渡マキコの順番で並んでいます。
the peggiesの代表曲「グライダー」
収録アルバム
1. P/F
2. ときめきシンフォニー
3. 深海
4. いきてる
5. グライダー
6. 花
7. ブリキ
8. LOVE in the TOKYO
9. 青春なんかに泣かされて
出典: https://www.amazon.co.jp/NEW-KINGDOM-peggies/dp/B014JT75PA/
MV
グライダーの歌詞を深堀り!
それでは「グライダー」の歌詞の世界を詳しく見ていきましょう!
なお、この解釈はあくまでも筆者個人の見解です。
歌詞の解釈は、それを読む人の数だけあっていいはず。あくまでも解釈の一例として、紹介させていただきます。
不安と寂しさ
E B
Hello!って僕らは此処にいるよって
C#m F#
叫んで来たけどまだ 伝わらなくてさ
A E A
それでも 進み続けなきゃいけない
B C
僕ら グライダー
E Bm A
E Bm A
出典: http://www.ufret.jp/song.php?data=37279
グライダーというのは、日本語でいうところの「滑空機」。
形は飛行機とそっくりですが、エンジンを持たず、風の力と揚力で空を飛ぶものです。
エンジンがないので、グライダーは自力で離陸することができず、離陸するためには何らかの補助を使います。
彼女たちはそんなグライダーに自分たちの姿を重ねたのでしょうか?
周りの人々に支えられて離陸できたけれど、the peggiesというグライダーからの「Hello!」はまだ伝わらない。
だから「それでも 進み続けなきゃいけない」。風を受けて飛んでいこう、という、バンドとしての決意のようなものが感じられます。