雨宮兄弟のテーマ曲

SIN(ACE OF SPADES feat.登坂広臣)は雨宮兄弟のテーマ曲!歌詞の意味を紐解くの画像

LDHファミリー総出演!

本記事でご紹介する『SIN』はLDHファミリー総出演の映画「HIGH&LOW」に登場する、”雨宮兄弟”のテーマ曲です。

ん?どういう意味?

と思われる方もいるでしょう。

この映画「HIGH&LOW」では登場する人物ごとにきちんと”テーマ曲”が決まっています。

ほら、野球選手やボクサーなどもそうでしょ?

その曲が流れるだけで、観ていなくても分かるってアレです。

有名な所だと、アントニオ猪木の「猪木ボンバイエ!」ってあの曲。(笑)

冗談はさておき、この雨宮兄弟がスクリーンに登場する流れる曲、それが『SIN』なんですね♪

このように映画「HIGH&LOW」では登場人物にそれぞれテーマ曲があるため「HIGH&LOW ORIGINAL BEST ALBUM」も発売されています。

もちろんこの『SIN』も収録されていますよ☆

ちなみに、この『SIN』は、兄弟としてのテーマ曲。

これが個人になると、それぞれまたテーマ曲がちゃんとあるんですね~♪

EXILE TAKAHIROが演じる雨宮雅貴には「Louder」、登坂広臣が演じる雨宮広斗には「CHAIN BREAKER」という風にね♪

それでは映画「HIGH&LOW」の世界も感じながら『SIN』の歌詞を読み解いていきましょう。

『SIN』

SIN(ACE OF SPADES feat.登坂広臣)は雨宮兄弟のテーマ曲!歌詞の意味を紐解くの画像

ゴリゴリのロック!

「クダラネエからBible捨ててこい」
なんて神が気付いたらどうなる?
わかるだろう?
2人のこれからは多分そんなに良いモンじゃねぇさ
誰も彼もが飛べる気になってビルの屋上羽を広げては
地上までのわずかなその時が至福の瞬間なんて似合いさ

出典: SIN/作詞:AUDIO 2 AUDIO 作曲:AUDIO 2 AUDIO

やはり、”テーマ曲”なので曲の始まりはとても印象的に作られています。

この曲もそう♪

エレキギターのとてもキャッチーな前奏から始まります。

ゴリゴリのロックです!

LDHファミリーとして聴くと、毛色はちょっと違う曲調といった印象…。

ヴォーカルはEXILE TAKAHIROと登坂広臣の二人ですが、なんかこの感じとても新鮮♡

二人共しゃがれ声で叫ぶ様に、投げつける様に歌います。

歌詞も曲調に合わせ、少々乱暴な表現。

冒頭からなかなかのショッキングな歌詞です!

 

Bible捨ててこい

SIN(ACE OF SPADES feat.登坂広臣)は雨宮兄弟のテーマ曲!歌詞の意味を紐解くの画像

これから闘いが始まるといった雰囲気です。

神にも逆らう様な挑戦的な言葉。

破れかぶれという訳ではありません。

彼らはちゃんと覚悟は出来ているんです。

だけど少し生き急いでいるんですね。

地上まで=死ぬその時までという意味でしょう。

そこまでを「至福」とは、過酷なその彼らの過程を楽しんでいるかの様です。

多少の強がりもある様に感じますけど、そんな事も自分たちの生き方と捉えているのでしょう。

魂なんかくれてやる

SIN(ACE OF SPADES feat.登坂広臣)は雨宮兄弟のテーマ曲!歌詞の意味を紐解くの画像

※1LUCIFER 吐き気がするまで愛してくれ
LUCIFER 天が割れるまで愛してやる
LUCIFER 吐き気がするまで愛してくれ
LUCIFER 天が割れるまで愛してやる

燻(くすぶ)り続けた胸の残り火に派手にガソリンを与えてやるさ
いつもギリギリギリギリギリギリを求めて十字架を引きちぎる

出典: SIN/作詞:AUDIO 2 AUDIO 作曲:AUDIO 2 AUDIO

LUCIFER=魔王の意味。

自分の魂は誰にくれてやったって構わない。

とことんその運命と心中するつもりなのでしょう。

燻り続けたとありますが、消えかかっているという訳ではありません。

ここではむしろ、勢いを付けるための強弱と解釈したら良いのではないでしょうか。

後に続くガソリンへの強さを強調させるための表現に過ぎないでしょう。

最後のギリギリ…と6回も続くこの部分。

これは”ギリギリの最上級”という意味です。

ほんのちょっとの可能性でも貪欲に求めて、命を落としたって本望だという事と解釈できます。

引っかかる記憶

SIN(ACE OF SPADES feat.登坂広臣)は雨宮兄弟のテーマ曲!歌詞の意味を紐解くの画像

※1繰り返し

※2 この消えない痛みは弾かれた夢の跡
嗚呼叶わぬ願いは いっそ壊れてしまえ

出典: SIN/作詞:AUDIO 2 AUDIO 作曲:AUDIO 2 AUDIO

心に引っかかる記憶がある様です。

この曲の主人公は今まで心に傷を負いながらも一つの希望だけを追いかけてきました。

それを叶えるためだったら自分の命なんて要らないと考えるくらいの人物。

だからもし、自分の思った通りにならないなら、最後までしがみつこうなんて惨めな結末は選ばないんです。

なんと言いますか…男らしくはありますが、破滅型ですよね。(笑)

破天荒っていう表現がピッタリです。

ストーリーの中では、この雨宮3兄弟は伝説の兄弟として恐れられます。

やはり怖い物なんて何もないのでしょう。