楽曲について

「From The Seeds」とは

上白石萌音【From The Seeds】歌詞の意味を徹底解釈!種はどう実る?奇跡に向かう決意とはの画像

「From The Seeds」は2020年2月25日に配信を開始した上白石萌音によるシングル楽曲です。

作曲、演奏を担当する音楽ユニット・GLIM SPANKYと上白石が共に作り上げた本楽曲

配信限定アニメ「7SEEDS」の主題歌にもなっています。

逆境に立ち向かい、培ってきたものを信じて進む勇敢さが込められている。

楽曲について、上白石はこう語っています。

力強いロックサウンドと上白石の歌声が、諦めず立ち向かう勇気を与えてくれる。そんな楽曲となっています。

芸術的なMVにも注目

楽曲のMVはアーティストの中山晃子とのコラボレーションとなっています。

動くアートと言われる「Alive Painting」によって絵の具を用いたライブ感溢れる映像美を堪能できます。

ダイナミックな芸術作品が歌の持つ力強さをより一層引き立てます。

MVはYouTubeにて公開されていますのでぜひご覧ください。

逆境に咲く

決して枯れぬ花

草臥れた花に愛を 枯れない様に
荒れ地でも強く根っこ張っている

出典: From The Seeds /作詞:松尾レミ(GLIM SPANKY) 作曲:GLIM SPANKY

荒れ果てた大地に咲いた一輪の花。そんな光景が目に浮かぶようです。

乾いた土地で枯れかけになりながらも、必死に生きようとしています。

恵みの雨が未だ降らずとも、生きることを諦めません。

花の姿は逆境に立たされながらも決して折れず、頑張り続ける人の姿に重なります。

花に水をあげるように、努力に報いる結果を与えて欲しい。そんな思いを感じますね。

この歌の主人公はまさに、そんな困難の中夢を目指してたゆまぬ努力をしている人物なのです。

積み重ねる努力

不器用なわたしにとって 一歩は大事
か細い手でも奇跡を起こすのよ

出典: From The Seeds /作詞:松尾レミ(GLIM SPANKY) 作曲:GLIM SPANKY

主人公はなんでもそつ無くこなせるような人ではないのでしょう。

何をやってもなかなか上手くいかず、失敗することも多いのかも知れません。

そんな彼女にとって、たった少しであっても前進することは大きな意味を持ちます。

千里の道も一歩から。

そんな言葉に表されるようにこつこつと努力を積み重ねて一歩ずつ成功へ歩みを進めているのです。

すぐには上手くいかなくとも、進み続ければ必ずや目標にたどり着けます。

奇跡という言葉が使われていることから、その目標が困難なものであることが窺えます。

それでも彼女は諦めようとはしません。

努力を積み重ねて、休まずに進み続けようという強い意志が感じられます。

未来へ向かって

誰もが種を蒔いているんだ 未来へ
どこでどうやって咲くかなんて知らないけれど

出典: From The Seeds /作詞:松尾レミ(GLIM SPANKY) 作曲:GLIM SPANKY

地に落ちた種が芽吹き、花開くまでには長い月日がかかります。

落ちた場所が悪ければ、芽を出すことなく終わってしまう命もあるでしょう。

思い描いた夢や目標に到達するために、人々が重ねる努力を歌は「種」にたとえているのです。

努力の果てに、どんな結果が待っているのか。それはまだ誰にも分かりません。

美しいだけじゃ駄目なの
汚れても輝く様 やってきた事は確かだ
芽を出して ドントレットミーダウン

出典: From The Seeds /作詞:松尾レミ(GLIM SPANKY) 作曲:GLIM SPANKY