【サウンドスケープ/TRUE】「響け!ユーフォニアム2」OP曲の超前向きな歌詞をフルで紹介!PVありの画像

それでは歌詞を見ていきましょう。

歌詞は第1期のOP曲「DREAM SOLISTER」に続きTRUEさん本人によるものです

ただし名義は作詞家で活動しているときに使用する唐沢美帆になっています。

悔し涙拭ったんだ

「いま!」という この瞬間
なんだって 音楽に 出来たらいいのに

まだ 全力で やり切ってない
悔し涙 拭ったんだ 青春のフレージング

出典: サウンドスケープ/作詞:唐沢美帆 作曲:渡辺拓也

いきなり、自分がやりたいことができない悔しさがつづられています

それも「今」の悔しさ。

前の悔しさを思い出しているわけではなく、今、この瞬間に悔しがっているんです。

この歌詞で描かれている主人公は挑戦を後回しにしたりしません。

今、まさに目標に立ち向かっているんです。

そして、悔し涙を流しながら、自分自身に「まだまだ自分はできる」と言い聞かせています。

フレージングは旋律をフレーズに分ける方法。

悔し涙を拭ったことで、気持ちに踏ん切りをつけたんでしょう。

そして、もう一度、頑張ろうと歯を食いしばっているんですね

PVの冒頭で出てくるカセットテープは、過去の思い出という意味かも知れません。

そして、その後に続く映像は、過去の楽しかった思い出や苦しかった思い出。

それを振り返りながら次の挑戦に向かう勇気を奮い立たせているとも解釈できます。

奇跡が努力の先にあるなら

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奇跡が 努力の 先にあるなら
限界は あたしが決める 響け

もう一回 大げさな夢を 探しにいこう
止めない 勇気こそ 強さ
何百回 挑戦かさねて ここまで来た
チャンスの神様 みててね
忘れたくないメロディ 離したくないメロディ
輝きに変えて 想いよ 届け…!

出典: サウンドスケープ/作詞:唐沢美帆 作曲:渡辺拓也

奇跡は待っているだけでは起きません

努力を積み重ねた先、頑張った結果の先に、ほんのちょっとだけ起きるのが奇跡なのかもしれませんね。

だから、この歌詞の主人公である女性は、今やれることをがむしゃらにやってやろうと思っているんです。

「響け」はAメロにある「音楽」を指しています。

ここでいう音楽は、失敗して悔しがっている今の瞬間や気持ち。

この悔しさを音楽にして、ずっと残せれば、いつだって頑張れると言っているんです。

今の失敗で立ち止まらないために、もう一回、本当にやりたいことを再確認してみる。

これはTRUEさんの実体験から出ています。

TRUEさんはもともと歌手として活動していました。

しかし、大好きなアニメの仕事をしたいと作詞家に転向した経緯があります。

一度はあきらめてしまった想いでも、何度だって挑戦し直すことができる。

そのことを、この歌を通して伝えようとしているんです。

メロディは叶えたいと願った想いや悔しかった経験。

それを全部、力に変えて、今度こそ叶えてやろうという意気込みです。

絶対に追い付いてみせる

きっと 誇りに 想うべきは
結果より 過程だって わかってるけど

無謀? 本気を 重ねてきたんだ
あたしこそ 未知数の 可能性でしょ!!

先をゆく 先輩(ひと)は 大きく見えるけど
絶対に 追い付いてみせる 君へ

出典: サウンドスケープ/作詞:唐沢美帆 作曲:渡辺拓也

結果が出なくても、努力してきたこと自体は無駄じゃなんかありません。

でも、「自分だって努力したんだから」とあきらめてしまったら、そこで願いは叶わないものになってしまいます。

今までだってやってきたんだから、これからだってできるはず。

できないなんて、誰にも自分にも分からないことなんだからと励ましています。

ずっと先に見える目標にしているひとにも、絶対に追い付いてみせる。

目標をもう一度、明確にして気持ちを奮い立たせています。

こんな景色じゃ終われない

【サウンドスケープ/TRUE】「響け!ユーフォニアム2」OP曲の超前向きな歌詞をフルで紹介!PVありの画像

一生に 一度のために 頑張ってきたんだ
お願い 100%で 挑ませて
曇りない 濁りのない あたしのサウンドスケープ
こんな景色じゃ 終われない
自分を変えるメロディ 誰かのためのメロディ
そして次の曲へ 奇跡を おこせ…!

出典: サウンドスケープ/作詞:唐沢美帆 作曲:渡辺拓也

タイトルにもなっている「サウンドスケープ」は、音の風景という意味です。

ここでいう「サウンドスケープ」は夢や願いを叶えたいという想いです。

PVでこの「サウンドスケープ」にあたるのが、カセットテープに録音している思い出です。

メロディも願いや想いにあたります。

失敗したままじゃ終われない。

あの時の純粋な気持ちを思い出して、次こそ自分にとっての奇跡を起こしてやると誓っているんですね。

もっともっと遠くへ

才能とか 器量だとか
そんなので 決めつけないで
ダサくても(何度でも)
泣きながら(立ち上がる)
それが あたしだから…!

伝えたい
上手くなりたい
特別になりたい
何度だって 息を吹き込む
目指すのは 自分史上最高 輝くメロディ
もっと もっと 遠くへ

出典: サウンドスケープ/作詞:唐沢美帆 作曲:渡辺拓也

誰だってカッコ良く夢をつかみたいけれど、カッコいいまま夢を叶えるひとなんていません。

程度の差こそあれ、努力をせずに夢を叶えるひとなんていないんですから。

そしてこの歌の主人公もそれが分かっています。

努力だけが夢をつかむ唯一の方法なんです。

だから、もうちょっと待っていてほしいんです。

自分だってできるんだから。

努力をすれば、これまでの自分でできなかったことが、ちょっとだけできるようになります。

そのちょっと、ちょっとを積み重ねていく。

そして、それが、もっともっとできることにつながっていく。

だから、あきらめない。

そのことを誓い、信じているんです。

奇跡をおこせ…!