「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!」のOP主題歌
「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!」って?
もともとはTYPE-MOONのビジュアルノベルゲーム「Fate/stay night」からスピンアウトという形で刊行された漫画作品です。
「ツヴァイ」と言うのはドイツ語で「2」を表す言葉で、「プリズマ☆イリヤ」の続編となっています。
ちなみにこの作品、3作目(ドライ)まで発行されていて、アニメ化やゲーム化など、幅広いメディアで愛されています。
ストーリー
主人公は冬木市の小学校に通う少女イリヤスフィール・フォン・アインツベルン。
ある夜、突如飛来したカレイドステッキの人工天然精霊マジカルルビーに強制的に契約を結ばされて、魔法少女プリズマイリヤになることに。
目的は本来のカレイドステッキの持ち主である魔術師遠坂凛のため、冬木に眠る協力な力を持ったクラスカードの回収を手伝うことです。
幾度もの戦いの末、なんとかクラスカードを回収。冬木で修養と管理を命じられた凛と相棒のルヴィアゼリッタは、イリヤとともに任務につきます。
しかし謎のアクシデントが発生!イリヤの生き写しのような少女が出現し、イリヤの命を狙います。
なんとか彼女を抑え込んだ凛たちは、その少女をクロと名づけます。
クロはイリヤたちの通うクラスに転入することになりますが、イリヤと決裂してしまいます。
実はこのクロ、イリヤの中から破棄された存在だったのです。そのことを母アイリスフィールに教えられ、イリヤはクロを受け入れます。
ところがそこへクラスカード回収の前任者バゼット・フラガ・マクレミッツが現れて……!?
「ワンダーステラ」という言葉の意味は?
タイトルの意味
「ワンダー」とは英語で「wonder」、つまり「驚異、奇跡」という意味です。
「ステラ」とはラテン語で「stella」、つまり「星、惑星」という意味があります。
二つをつなげると、「奇跡の星」となります。
ドラマティックに展開される音の波、疾走感のあるメロディはこのタイトルにふさわしいですね。
この曲のテーマは?
この曲のテーマは「絆」。
「プリズマ☆イリヤ」に登場するキャラクターたちの絆。
そしてfhanaのメンバー同士の絆、そしてこの歌を聞いた人ファンの人たちとの絆を思って描かれた曲です。
世界の中でみんな繋がっているということを、力強く歌っている歌詞が印象的ですね。
歌詞はこちら
命儚い 恋せよ少女よ
今 衝撃的な体験が
紡ぐたったひとつ絆
青い衝動に駆られて走る
わたしたち 誰も知らない
想いを共に秘めて
戸惑いを捨てて進み出せば
新しい「強さ」の定義を
手にしたんだ 一人じゃない
きっと星座も掴める
出典: ワンダーステラ/作詞:林英樹 作曲:佐藤純一
人生は短い。だから恋をしなくては!
そんな衝動に突き動かされて、少女は立ち上がります。
たったひとつの絆が生まれる。
そんな予感に走り出す少女。まだ見ぬ出会いに胸を高鳴らせ、衝動に身を任せます。
戸惑いなんて捨ててしまえば、新しい強さが手に入るという確信。
迷いのない翼はどこまでも飛び立てる、そう、きっと星をも掴めるくらいに。
命儚い 恋せよ少女よ
今 衝撃的な体験が
紡ぐたったひとつ絆
気付いている あなたの想いに
もう何一つ言わなくていい
ah 心そっと触れた手に手を重ねた
情熱を一つに 世界を越える
出典: ワンダーステラ/作詞:林英樹 作曲:佐藤純一
言葉を交わさなくても、衝撃的な体験を共にしたあなただから、通じ合える。
手をとりあって心を通わせてれば、世界を越えるほどの力を発揮できます。
このサビで目に付くのが「一つ」というキーワード。
「紡ぐたったひとつ絆」「もう何一つ言わなくていい」「情熱を一つに」というワードに込められた、「一体感」。
これこそがこの歌の鍵となっています。