快進撃を続けるOfficial髭男dism

ドラマから引き続き

Official髭男dism【Laughter】歌詞の意味を徹底解説!どこに向かって飛びたいの?の画像

2018年4月にスタートした月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」。

メジャーデビューしていなかったOfficial髭男dism主題歌を担当しました。

月9ドラマのために書き下ろした【ノーダウト】は、大好評。

脚本家・古沢良太さんならではのストーリー展開と見事にマッチしています。

2019年には、Official髭男dismの【Pretender】が映画「コンフィデンスマンJP ロマンス編」の主題歌に選ばれました。

注目が高まる映画主題歌

Official髭男dism【Laughter】歌詞の意味を徹底解説!どこに向かって飛びたいの?の画像

【Pretender】は、Official髭男dismにとって映画主題歌です。

彼らは、並々ならぬ想いを持って、制作・演奏に取り組んだのではないでしょうか。

メロディーと歌詞が一体化した【Pretender】。

言葉が心に突き刺さり、記憶に残っているリスナーは少なくないでしょう。

飽きのこない名曲として支持を得ているようです。

映画主題歌第2弾【Laughter】への期待が高まることは、もはや必然と言えます。

映画予告から紐解く

いざコンゲーム開幕

「コンフィデンスマンJP」と3度目のタッグを組んだOfficial髭男dism。

映画の世界観を意識しつつ、【Laughter】を書き下ろしました。

2020年4月時点、リリース時期が未定となっていて、歌詞が公開されていません。

しかし、約1分30秒の映画予告では、約30秒間【Laughter】が流れます。

そこで、筆者が耳コピし、独自の目線で紐解きました。

歌詞は、ドラマ版・劇場版「コンフィデンスマンJP」でお馴染みの面々を想起させてくれます。

奇想天外なコンゲームに花を添えているようです。

詐欺師の駆け引きを表現

鳥を俯瞰する形で詞が綴られている【Laughter】。

映画予告で流れる曲の冒頭、鳥に質問が投げかけられます。

本当に翼を動かして飛べるのか?

この問いに対して、鳥は全く動じません。

意に介さず、ただ空を眺めています。

この描写。

詐欺師の挑戦的な態度、ポーカーフェイスを決め込む様子が表現されているのではないでしょうか。

詐欺師の世界において、信じられるのは自分自身だけです。

今この瞬間は味方でも、数秒後には敵対関係になりかねません。

鳥のように、ただ真っすぐに前を見る。

その姿勢を持っているか否かが詐欺師の運命を決めているのかもしれません。

巨悪に立ち向かう

ダー子たちの生きざま

曲に登場する鳥は、籠の中に居ました。

それでも、大空に憧れ、いつか自由になれることを信じていたのではないでしょうか。

「ゲージ~」「~壊し」という詞が籠から脱出した状況を示しています。

そもそも一旦籠の中に入れられた鳥には、外へ出る術がありません。

しかし、無力な存在でも、きっかけさえあれば現状を変えられるのではないでしょうか。

長澤まさみさんが演じる主人公のダー子。仲間のリチャードとボクちゃん。

いかなる巨悪にも恐れず、どのような窮地からも脱してきました。

彼女たちの生きざまが曲中の鳥に投影されているようです。