評価され続ける名曲
メロディーも歌詞もよすぎる!
とファンからの評価も高く、愛される名曲である『必然メーカー』。
ワンオクの中では比較的古めの楽曲でありながら、今でもこの曲が1番好きという人も少なくありません。
真っ直ぐな歌詞ときれいで切ないメロディー。
シンプルなのに、聴くだけで力強さと熱を感じさせる楽曲です。
ファンによっては、ワンオクらしさをとても感じさせてくれる存在の曲にもなっています。
今回は、そんな『必然メーカー』の歌詞に込められた魅力に注目していきたいと思います。
収録アルバム
まずは、この楽曲が収録されているアルバムについてご紹介します。
『必然メーカー』は、アルバム「BEAM OF LIGHT」に収録されています。
このアルバムは、2008年にリリースされたワンオクの2ndアルバムです。
リリースされてから10年以上の時間を経ている『必然メーカー』。
いまだに愛されている姿を見ても、まさにワンオクにとっての名曲ともいえるのではないでしょうか。
初期と最近の楽曲では雰囲気なども少し違うという意見も上がっているワンオクの作品。
常に進化を遂げてきたワンオクでありながら、初期の曲もいまだに変わらず評価されているというのはさすがですね。
歌詞を紹介
『必然メーカー』はメロディーもさながら、その歌詞の素晴らしさが評価されています。
真っ直ぐで熱くて、でもどこか切ない。
そんな魅力を持つ歌詞をご紹介していきたいと思います。
1番の歌詞
What am I gonna do?
If my last heartbeat's going to come in a few minutes
How do I live my last?
出典: 必然メーカー/作詞:TORU. 作曲:Toru・Taka
もし自分の鼓動があと数分で止まってしまうとしたら…。
自分は最後にどう生きるだろうか…。
思わずはっとしてしまうような問いかけです。
ただやみくもに毎日を過ごし、やりたいことにも向き合わずにたとえば生きていたとしたら…。
いつその人生が終わってしまうかわからないのに、本当にそれでいいのか?
あと数分で人生が終わってしまうと言われたときになにを感じるのか。
後悔の気持ちが起こらない人生を過ごせているか。
そういったメッセージが含まれているように感じられます。
”出会い”を愛すこと
許せない人を少し許して 嫌いな人を少し好きになり
そして最後に自分のコト愛することはできるのかな
出典: 必然メーカー/作詞:TORU. 作曲:Toru・Taka
人生の最後を迎えたとき、後悔のない生き方とは何か。
きっと、嫌いだったあの人の憎みきれない部分が愛しくなるかもしれません。
歩み寄っておけばよかった。本当はもっと話したいことがあった。
大嫌いな人たちの中にも、そういった存在の人がいることもあるのではないでしょうか。
そのことにやっと気づいたのは、鼓動がとまる数分前。
歩み寄る時間ももうないというのは、とても悲しいことです。
そして、自分をもっと愛し、大事にしてあげたかった。
最後の瞬間にそんな後悔が生まれないようにしたい。
自分の人生について、たったここまでの歌詞だけでもいろんなことを考えさせられます。
1番のサビの歌詞
Try to make it now
I don't want anymore regret
'cause time's never back
ほどけないように 靴ヒモ結び
止まることのないようにと再び走る
出典: 必然メーカー/作詞:TORU. 作曲:Toru・Taka
もう後悔はしたくない。
どれだけやり直したいことがあっても、時間というものは二度と戻ることはありません。
これ以上人生に後悔を作らないためにも、今という一瞬一瞬を大切にしなければいけない。
遅れてしまわず、やりたいことや望みを逃してしまわないために、靴紐を結んでしっかり走り出す準備をします。
悩んで、立ち止まって、怖くて行動ができない。
そんなときも人生にはたくさんあるかもしれません。
しかし、挑戦をしなかったことで後悔したくない。
だから、走り続けて、とにかく進み続ける。
そんな強い意志が歌われているのです。