See-Saw【あんなに一緒だったのに】歌詞を考察!ガンダムの世界が重なる?“静かな眠り”の意味とはの画像

「あんなに一緒だったのに」はタイトルからでも分かる通り、キラとアスランの歌です。

二人ともコーディネーターでありながら、敵同士になってしまいます。

ザフトの兵士となったアスランと、ナチュラルの友達を守るために地球軍の側につくキラ。

とんでもなく苦難の道であり、歌詞のように関係がこじれていく原因でもあります。

キラは地球軍の側についたことで、味方であるはずの人からは何かと差別されることに。

もちろん理解者もいますが、コーディネーターを憎む人は少なくなかったのです。

アスランまでもが「コーディネーターなのに地球軍の側にいるのはおかしい」と何度も言います。

ただしそれは、ある意味アスランがキラを思うが故の言葉でしょう。

たしかにザフトの側にいた方が、キラも楽かもしれません。

しかし彼は、「自分が戦わないと友達が皆死んでしまう」と考えています。

分かり合えそうで分かり合えない、このもどかしい感じ歌詞に表れていると言えるでしょう。

互いが互いを思うが故のすれ違い

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敵同士になったとしても、親友でなくなったわけではなかったのが歌詞からでもよく分かります。

完全に友情がなくなったわけではありません。

逆に言えば、なくなっていないからこそすれ違ってしまっているのでしょう。

当人たちは、その友情を確かめ合う機会がなくて戸惑っているのかもしれませんが…。

結局のところ、お互い考えていることは同じなのです。

しかし、本人たちはそのことに気付けない。

気付けないから余計にすれ違ってこじれていく。

「あんなに一緒だったのに」は、単純にキラとアスラン視点で心情を歌っているわけではないように思えます。

視聴者の立場から俯瞰的に見た二人の姿も、同時に映し出しているのではないでしょうか。

主人公の心情を捉えた「ガンダムSEED」の顔となった曲

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「あんなに一緒だったのに」の歌詞を解説しました。

戦争というとても難しい状況の中、消えそうで消えない二人の関係性が見えてきました。

「ガンダムSEED」を見ることで、より歌詞の世界観を肌で感じることができるでしょう。

是非ともアニメのストーリーと一緒に聞いてほしい一曲です!

「いつか誓う僕ら この手で築く未来は」玉置成実デビューシングル『Believe』!印象的な歌詞の意味を独自に解釈しました。ガンダムの世界観がどこまで出ているんでしょうか?アニメ動画も合わせてご紹介!

玉置成実さんの「Believeは、「ガンダムSEED」の3クール目のOP曲。

「あんなに一緒だったのに」とは重なりませんが、こちらもこのアニメを代表する曲の一つです。

「信じる」という意味のタイトルの通り、この曲の歌詞もキラとアスランの心情が綴られています。

こちらの記事では、ファンが制作した動画も紹介されていますよ。

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