吉澤嘉代子、新曲をリリース
昨年10月、既にライブでは定番曲となっていた人気楽曲、「残ってる」をリリースし、好評を博した吉澤嘉代子が新曲をリリースしました。
6月13日、初夏を過ぎて、少しづつ梅雨の気配が近づくこの時期にリリースされたその新曲の名前は、
「ミューズ」
です。この言葉を聞くと、多くの方が、ギリシャ神話に登場する、音楽を司る女神を想像するのではないでしょうか。
期待が非常に高まるタイトルです。
「ミューズ」という楽曲
どのような曲調??
だんだんと夏に向けていくこの季節、いつも以上に、心がウキウキするような楽曲を聴きたくなるのではないでしょうか?
この「ミューズ」という楽曲、前作の「残っている」のスローなバラード調の楽曲の雰囲気からはガラッと変わり、爽やかなアップチューンです。
曲冒頭、グロッケンと吉澤嘉代子の歌唱のみの素朴なユニゾンから、一気に音数が増え、ワクワクする、ストーリー性がある楽曲展開になっています。
ギターのミュート音で、これから迎える大きな感動を抑えつつも確実に楽曲が進んでいくAメロから、ベース音が増えてBメロで盛り上がりはじめます。
そしてオーケストラの音で一気に締めてから、キャッチーなサビで弾けるように曲の山場を迎えます。
美しいメロディーと、爽快さが溢れる楽曲全体の雰囲気は、何度聴いても決して飽きることはなく、寧ろ何度聴いてもまだまだ聴きたいという気持ちになります。
音楽の魔術師がついていた!!
過去の吉澤嘉代子の作品を聴いてみても、もちろんどの楽曲も魅力的であるように感ぜられます。
しかしながら、この楽曲ほど素晴らしい楽曲は、吉澤嘉代子史上、いまだかつてなかったのではないかと思いました。
それは単純に、「楽曲制作を積み重ねてきた結果、成長して作ることができるようになった」というだけでは大成し得ないと思うほどの素晴らしさです。
非常に気になっていたこの点ですが、CDのブックレットを確認した時に、その謎が全て解けました。
その秘密はこの楽曲の作曲兼プロデューサーにあったのです。今回のこの楽曲のプロデュースを務めた人物は、
蔦谷好位置
なのです。非常に有名なプロデューサーで、過去にはYUKIやCHARA、JUJUや木村カエラのプロデュースを行った方です。
音楽の魔術師ともいうべきではなかろうか、と思うほど才能に溢れた彼が、吉澤嘉代子とタッグを組んだという事実、これは「鬼に金棒」以上の出来事です…。
「ミューズ」のジャケット
新曲が出る度、ファンとしてはCDを手に入れたくなりますよね!
もちろん新曲がどのような楽曲なのか、ということは最も気になるところではありますが、それに加えて気になるのがアートワークです。
前回の作品から、今回はどのようなアーティスト写真に変わるのか、CDのジャケットはどのような仕上がりになるのか…気になります!
今回の楽曲「ミューズ」のジャケット写真がこちらです!
上半身のアップが初回限定盤、全身で写っているものが通常盤のジャケットです。
初回限定盤の方を見ていただくと分かると思いますが、女優の安達祐実さんがジャケット写真のモデルになっています!
さらに驚くことは、光線の加工が入ってはいますが、なんと、ヌードです!ドキドキしてしまいます…!
素敵なジャケットですね!!
今回、ジャケットに安達祐実さんが起用されたのは、吉澤嘉代子本人からのオファーがあり、安達祐実さんがそれに応える形で成立したとの事です。
〇〇を喜べるような曲
ジャケットに登場した安達祐実さんですが、撮影終了後に次のように語りました。
「女性として生まれたことを喜べるような楽曲だと思いました。心地よい風に背中を押されているような、煌めいた美しさが伝わってきます。」
楽曲の良さが伝わってくる一言です。「煌いた美しさが伝わってくる」という一言は、ジャケット写真の光線とリンクしているような気がしますね。
開放的なMV
「ミューズ」の楽曲も、YOUTUBEにて鑑賞することができます。
楽曲の爽やかな雰囲気と、屋上で軽やかに舞う安達祐実さんの姿が素晴らしいマッチングを見せています。
明るく、背中を押してくれるような優しい曲調と、コンテンポラリーダンスとの軽やかさで、次第に心が解きほぐされていき、次へと向かえそうです!