変化は恐くない
変わらないことがあるとすれば
皆 変わってくってことじゃないかな?
出典: 進化論/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
Mr.Childrenの歌には聴く人の気持ちを掬いとるような、問いかけが隠されています。
今回の問いかけは、なぞなぞ風な問いかけ。
問いかけは、このようなことを語ってくれています。
すべては常に変わっているから、変化をしないものなんて無いんだ。
常に変わっているもの、時を刻みながら動く時計の針だって変化の一つ。
幼虫からさなぎへ、そして羽を広げて蝶になって飛んでいくのも変化です。
変わっていくのは、自然の流れのように続いていること。
変化を恐れないで欲しい、変わることはすべてのものに備わっている生き方だから。
変化を迷う心に一筋の光をくれる、問いかけの回答が提示されました。
忘れていた夢を
やり直すのも変化
描かずに消した 読まずに伏せた
夢をもう一度広げよう
出典: 進化論/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
夢をかなえるためには夢を書き出してみる。夢が現実になる手帳も沢山売られています。
ToDoリストに夢を書いておけば忘れることも無く、目指すものが明確になりますね。
心の中では成功を思い浮かべていたけれど、いつの間にか消えてしまう。
本当であれば夢に向かって進むはずだったのに、到達場所を確かめなかった。
夢をかなえたいのであれば、精査して書き出してみましょう。
夢までの方向や距離も判明します。
夢に踏み出すための第一歩、その時の勢いで起こした行動にはこんなことがありますね。
挑戦のための資料は取り寄せてみたけれど、一度目を通したら閉じてそのまま。
置き場所さえ忘れて、自分がしたかったことも一緒に置き忘れてしまった…。
不安の方が大きくても、変化するパワーとメンタルは誰もが持っていることでしたね。
疲れてその気になれなくても、書いておけば目にすることができます。
自分の願いを見えないように裏返して放置するのは、変化を拒否すること。
夢までの道のりは長いけれどまずは行動を開始です。
動かなければ夢のスタート地点につくこともできません。
過信ではなく信頼を
大地を見つめ直す
空を飛び 月を歩き それでも自然に脅(おびや)かされる
すべて受け入れて 見果てぬ夢を 素敵な夢を
君と見ていたい
出典: 進化論/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
機械を使えばは空が飛べるようになりました。
地球を移動するだけではなく大気圏を飛び出して月に行くことも可能です。
月に到着するだけではなく、月の上を歩いた人から映像も送られてきました。
地球を飛び回り月まで行く技術もあるのに、天が起こす災いを止めることができません。
自然は人間にコントロールされることは無いのです。
地震や台風やハリケーンが来ることは分かっていても、止める術はいまだに手にできていません。
誰かが何かしてくれる、だから自分は多分大丈夫という考えは、見えない安心にすがること。
できることからしていけば、安心を安全で支えることができます。
小さなことですが孤独な作業ではありません。
守るべきものがあれば、しなければいけないこと。
守るべき人と夢を見るためならできるはずです。
廻しているのは?
明日とその次の明日も
今日も廻ってる あぁ この世界 愛しき世界
君と明日も廻していこう
出典: 進化論/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
毎日の歯車を廻すだけの作業に、疲れてしまうことは誰にでもあります。
歯車どころか、歯車の歯の一部分にしかなっていないような気持ちに陥ることも…。
でも歯車を廻す意味は必ずあります。
小さな歯車の積み重ねは、大きな歯車を廻す力になりました。
大きな力と動きが連なることで、地球を廻している気持ちになっていきます。
地球が廻ることを止めてしまうと、すべての生命は地球の上に存在できません。
自転する地球をこの先も廻していくのはその上で暮らす人々。
小さな歯車が廻ることで、明日の先の明日を作ることができます。