中島美嘉『恋をする』ドラマ仕立てのMVで「恋するOL役」に挑戦♪キュンとする歌詞に注目！

中島美嘉の『恋をする』のMVでは、DHCのF1シリーズのCMで20代のモデル鈴木ちなみが演じるストーリーがフレッシュな印象であるのに対し、仕事を頑張りつつも恋を楽しむ30代の大人の女性の姿が描かれます。

中島美嘉と言えば、アーティストとしてクールなイメージがありますが、このMVではがらっと印象が変わり、可愛らしい一面が印象的です。

好きな彼とウキウキしながら電話で話すシーンや、デートを断られて拗ねてみせたり、少し意地悪な返信をするシーンは思わず微笑んでしまうほど。

彼との待ち合わせ時間に合わせ、メイクやヘアを整える間も、久しぶりに過ごす彼との時間のことを思い描くと、自然に笑顔がこぼれます。

彼に会う時間が待ち遠しいような気持ちで駅の階段を駆け上がり、彼の姿を探す瞬間。今から会えると思うと、待ち時間も幸せな気持ちに。

彼から駅についたとLINEで連絡が入ると、彼の姿を確認してわざと気づかないフリをして、彼に自分を探させます。

そしてやっと彼が自分を見つけ、肩に手をかけた時に振り向く彼女の拗ねたような、怒ったような、そしてその後の満面の笑顔がとてもキュートな作品となっています。

それでは、20代の女性も、30代の女性も思わず恋をしたくなるような心が弾む歌詞の中身について確認していきましょう。

大好きな人との約束の時間。まもなく会えると思えるだけで胸は高まります。

どんなにたくさんの人が行き交っていても、その人がやってきたらそのオーラだけでわかるくらいもう彼に夢中。

約束の時間が過ぎてやっと彼を見つけたとき、彼女は感じます。きっと出会う前からずっと、彼のことを探していたのだと。

駅で待ち合わせをする中、彼女は先に彼を見つけますが、敢えて声をかけません。その代わりに心の中でつぶやきます。私を見つけて…と。

すると、待ちに待った彼の声が聞こえて、初めて彼女は振り返ります。彼が彼女の背中に近づいてきて、腕の中の包まれる瞬間。幸せなひとときですね。

そして、彼だけが呼んでくれる彼女の名前が嬉しくて、なんだか昨日とは違う新しい自分になったような嬉しい気持ちになるのです。

彼のことが好きで好きでたまらない自分。でも、自分が理想とする恋が上手な女性のように、うまく振舞うことができません。

だから、自分の気持ちに彼がどの程度気が付いているのかわからなくなります。

しかしその一方で、もっと自分の好意を彼に知ってもらいたいという気持ちもあるのです。

そしてやはり自分の心の中にあるのは、自分を愛して欲しいという気持ち。

だから彼と見つめ合ったとき、思わず言葉にならない思いがあふれ出て、瞳に表情があらわれてしまいます。そしてますます、恋に落ちてしまうのです。

あまりにも彼が好きすぎて、彼が笑いかけてくれると、ときめきが止まりません。

そしてどう反応したら良いかわからなくて、大人になった今でもまるで初恋のように、彼に惹かれていくのです。