甲子園で有名!湘南乃風の「SHOW TIME」

8thシングル「恋時雨」カップリング曲

湘南乃風【SHOW TIME】歌詞の意味を解説!S・H・O・N・A・Nコールで戦闘開始!甲子園応援曲の画像

湘南乃風の8thシングル「恋時雨」のカップリング曲として収録された「SHOW TIME」

「恋時雨」が切ないラブソングなので、「SHOW TIME」は対照的な雰囲気でしょう。

魂を震わせるような、湘南乃風らしい燃え上がるような熱を感じさせる1曲ですね。

ライブで歌ったらタオルを回したくなります。

歌詞もまさにそんな感じで、スポーツの試合をしているかのよう。

その証拠に「打て」とか「場外ホームラン」とか、野球に関する歌詞が散りばめられています。

野球の試合をテーマにしているのでしょう。

攻撃の回で勢いに乗っている選手たちの姿が思い浮かびそうです。

甲子園の応援曲として有名

恐らく高校野球が好きな人にとって、「SHOW TIME」はお馴染みの曲なのではないでしょうか。

「SHOW TIME」は、甲子園のアルプスで演奏される応援曲の一つになっています。

甲子園の応援曲はある程度決まっているのですが、その中にこの曲が入っているなんてすごいことですね。

あまり応援曲に詳しくない人でも、原曲を聴けば一発で「聞いたことある!」とひらめく筈。

「SHOW TIME」は愛知県の強豪校・東邦高校を中心に使用されている曲です。

この高校を応援している人なら、一瞬で分かるかもしれませんね。

ちなみに湘南乃風は甲子園の予選となる地方大会の応援歌になった、「ライバル」も歌っています。

湘南乃風が演出する熱さは、熱闘とも呼ばれる甲子園の雰囲気にぴったりなのでしょう。

ゲームスタート!

曲の始まりと共に、試合が始まります。

いったいどんな試合になるのでしょうか。

そういえばタイトルにもなっている「SHOW TIME」とは、どんな場面なのかも気になります。

開始と同時に沸き起こる応援の掛け声

戦闘開始!!

S・H・O・N・A・N 湘南!!!
S・H・O・N・A・N 湘南!!!
S・H・O・N・A・N 湘南!!!
S・H・O・N・A・N 湘南!!!

出典: SHOW TIME/作詞:湘南乃風 作曲:湘南乃風

の前の静けさのようなイントロから、わっと始まるような開始の掛け声。

恐らく野球の試合なのでしょうが、試合とは呼ばずに「戦闘」としているのが重みを感じさせますね。

この試合が自分たちにとってとても重要なものであり、絶対に負けられない戦いなのでしょう。

甲子園だって一度負けたらそこで敗退という意味で共通しています。

後半の湘南コールは試合会場で鳴り響いている応援コールのようです。

アルファベットを叫んでから繋げて「湘南」と呼ぶのが、リアルさを感じさせます。

ホームランを打て

Blood Claat Star
毎度 場外 Home Run
湘南の Show Time だ
打て! 打て! 打て! 打て! 打て!

出典: SHOW TIME/作詞:湘南乃風 作曲:湘南乃風

「SHOW TIME」のサビは全てこの歌詞で共通しています。

1行目の「Blood Claat」とは、直訳すると「血まみれの布」という意味です。

なんだか怖いですが、この戦いは血がたぎる程に熱いものであることを表しているのでしょうか。

あるいは走って滑り込んで出血して、それがユニフォームに付着する。

さらに戦いの激しさからそのユニフォームがちぎれて、星のように天高く舞っているのかもしれません。

そして場外ホームランというのが湘南にとっての見せ場(Show Time)のようです。

場外ホームランとは会場を飛び越えて入ってしまうホームランで、なかなか起こることではありません。

しかもそれが毎度起こったら、歴史に名前が残りそうですね。

実際名前を残してほしいのでしょう。

だから「打て!」と応援しているわけです。

実際野球の応援でも、応援するチームが攻撃の回になると「打て」「かっ飛ばせ」という言葉が多く聞かれます。

野球はフォアボールが積み重ならない限り、打たなければ勝てません

2アウトからでも、打てば得点が入る可能性はぐんと広がるのです。

ひたすら応援で「打て!」と叫ぶのはそういうことで、この歌詞も同じ意味合いなのでしょう。

全国制覇を目指して