湘南最強 2Top スタンバイ OK!
ほら 無礼功だ 宣言 Say(Yeah Yeah Yeah)
今 ズ太く弾丸込め Reggae 最前線で(Yeah Yeah Yeah)
鋭く Japanを制す 無限に挑戦だ(Yeah Yeah Yeah)
来るぞ 湘南乃風 Buss Up De Place !!

出典: SHOW TIME/作詞:湘南乃風 作曲:湘南乃風

チームのエースにあたる二人がマウンドに立つようです。

2行目の「無礼功」は、一般的に使われる日本語ではありません。

「勝つ」ということ自体に、礼儀はないという意味でしょうか。

もちろんこれは戦争ではないので、戦う際の礼儀は必要です。

ですが勝利を取りに行くことに、礼儀など気にしていられません。

この歌詞だけの造語かと思われます。

これからする戦いに、礼儀は必要ないよと宣言しているのでしょう。

「弾丸」はボールを指している比喩表現かと思われます。

彼らが目指しているのは全国制覇

まさに甲子園ですね!

勝ち抜かなければならない大会で、最後まで勝ち抜けるのはかなり難しいもの。

その難しく高い目標にチャレンジすることを、「無限の可能性」と捉えています。

応援を背に受けながら戦う

神風吹かす Wi a Blood Claat Star
会場全員踊る 毎度毎夜踊る
空に舞え 儚く散る桜
戦闘機は片道燃料 そんなの関係ねぇ

出典: SHOW TIME/作詞:湘南乃風 作曲:湘南乃風

応援団の声援や踊りは、試合会場を盛り上げてくれるでしょう。

それを背に受けて戦えば、勢いに乗れます。

野球は流れに乗ることが大事ですから、流れに乗るには勢いづかなければなりません。

その勢いは「神風」という奇跡を起こす風になる。

勢いづけば、今度は試合会場もわっと盛り上がります。

試合に勝てたら喜びのあまり、夜までお祭り騒ぎのようです。

3行目の桜は、これまで対戦してきた相手チームの思いを表現したものなのではないでしょうか。

夢破れた様が「儚い」と重なっているように思えます。

戦いはいつも全力、試合だけに集中してしまってその後のことは全く考えていません。

試合が終わったら宿に帰るとか家に帰るとか、まだまだ使わないといけないエネルギーがあるのですが…。

4行目は帰る分のエネルギーは特に考えていないことを表しているのでしょう。

試合をしている最中は、後のことなんかどうでも良いのです。

野球に費やす毎日

スポーツ選手は、毎日そのスポーツの練習に明け暮れます。

野球選手だって、大事な試合のために毎日何時間もボールを追っているのです。

「SHOW TIME」のラストは、1年中でも続けられる野球の魅力が熱く語られています。

ボールを追って

上がりたがり さらにハマリ
バカに Follow Wi
マジにヤバい Beat 飛び乘れば
渦中にぶち込む ダイナマイト
絶対しねぇぜ 前ならえ
辺り構わず 真っ赤っか燃やす
Dondada! 湘南が乗り込めば
一瞬で無我夢中 俺ら創る ニュースクール

出典: SHOW TIME/作詞:湘南乃風 作曲:湘南乃風

1行目は、バットでボールを打ち上げてしまうことでしょうか。

打ち上げてしまうとフライになりやすいですが、応援している方はフォローしたくなってしまいますね。

2行目以降は、手に汗握る熱い戦いの様相を歌っているのでしょう。

「ダイナマイト」もボールのたとえのようです。

客席やグランドの誰もいない場所を「渦中」として、そこにボールを打ち込んでいく。

そうすると会場が爆発したように盛り上がるでしょう。

熾烈な戦いと、「Beat」をはじめとする音楽の要素を絡めています。

一つの曲として、きちんと音楽の用語も入れているのでしょうね。

湘南が勢いづくことで、新たな歴史の1ページを刻もうとしているようです。

1年中溢れる野球への愛

365 モーレツに High Tensian だ!
365 情熱の Oneman Show だ!
365 ガチンコでガンガン勝負だ!
365 あんたも中毒よ!

出典: SHOW TIME/作詞:湘南乃風 作曲:湘南乃風

「365」というのは、1年のことを表しているのではないでしょうか。

つまりこの歌詞は、1年中野球で燃えている様子を表しています。

すごい情熱と愛!

野球に限らずですが、本当に好きじゃないとここまでにはならないでしょう。

1年中ハイテンションで、1年中戦いに明け暮れています。

時には負けて悔しい思いをすることもあるかもしれません。

しかしそれも、野球に対する熱と想いが吹き飛ばしているのです。

そんな彼らを応援する人々も、すっかり野球のとりことなっているでしょう。

野球は選手も見る人も惹きつける力があるのですね。

東邦高校では「戦闘開始」という応援歌にアレンジ

「SHOW TIME」は甲子園の定番曲ですが、中でもメインで使っているのが愛知県の東邦高校です。

平成元年の選抜で優勝した強豪校ですね。

東邦高校に限らず甲子園の常連校は、昔から決まった応援歌を流すという伝統があります。

得点のチャンスが来たら流すとか、ある程度演奏する場面が決まっていることも多いようです。

特に有名なのが智弁和歌山高校の「ジョックロック」、習志野高校の「レッツゴー習志野」などでしょう。

東邦高校の場合はこの「SHOW TIME」をアレンジして、甲子園で演奏してきた歴史があります。

ただし応援歌バージョンは原題の「SHOW TIME」ではなく、「戦闘開始」というタイトルになっているのです。

これは原曲の出だしの歌詞ですね!

ちなみに歌う歌詞も違っています。