フジファブリック【光あれ】リリックビデオを解説します!
配信リリースの詳細情報
フジファブリックの新曲「光あれ」が6月3日に配信リリースされました。
配信リリース前に、アコースティックティザー映像も公開されています。
小林武史を迎え入れ、初めてタッグを組んでいる点も注目ポイントです。
アレンジの幅も広く、楽曲の世界観をより引き出しているので、聴きごたえも充分です。
作詞・作曲はフジファブリックのVo/Gt、山内総一郎が行いました。
今までにない新たなフジファブリックのメッセージがここに詰まっています。
リリックビデオによって歌詞が浮き彫りになり、映像と共に曲を体現できる内容です。
変動が激しい現代社会で、生きづらいと感じる多くの方の背中を押してくれるのではないでしょうか。
今回はそんなフジファブリック「光あれ」リリックビデオをご紹介します。
リリックビデオとは?
リリックビデオをご存知でしょうか。
歌詞をメインに構成されているミュージックビデオのことです。
ミュージックビデオは映像と曲で構成されていますが、リリックビデオは歌詞を強調しています。
そのため視覚的にも楽曲を楽しむことができるのです。
早いテンポの曲や、言葉数が多い曲、語りかける曲などはリリックビデオによって伝える効果をより発揮します。
楽曲に込めた想い「日常」、「希望」、「前進」
日常にすべてが宿っている
この曲のテーマはずばり、忘れかけた日常の大切さ、希望を持って前進することです。
人は生きていると夢や目標を追いかけ、結果にばかり目がいって日々の日常を忘れがちになります。
ふと立ち止まって日常の風景に目を向けてみると、そこには日々生きている私たちの姿が浮き彫りになるのです。
本当の幸せは、実は何気ない日々の日常だったりします。
家族や友人、恋人と笑いあい時には喧嘩をし、泣いて仲直りをする。
壁にぶつかってしょんぼりすることも、すべてかけがえのない大切な瞬間です。
失って初めて気づく日常の大切さを、私たちもここ数年で再認識したのではないでしょうか。
それを思い出させてくれるリリックビデオになっています。
希望を持ちにくい現代だからこそ
制限が多いこの世の中で、希望を持つことさえ諦めてしまうこともあります。
どうせ何をしたって無駄だ、こうしないといけないと勝手に自分を縛って動けなくなることも少なくないです。
「光あれ」はそんな人々の胸に響き、希望を与えてくれる作品になっています。
最後まで視聴するまでに涙が込み上げてくるのです。
やわらかくも強いメッセージを受け取り、感慨深い気持ちになります。
前進することを恐れずに
他人の目を気にして何かに挑戦できなかったり、失敗を恐れて行動できないことがあります。
そんな自分に自己嫌悪になったりします。
この楽曲は自分らしく前に進んで良いのだと、自信を与えてくれる内容です。
失敗をしても、そこから何かを学んで前に進んでいく。
無理強いされるのではなく、期待を膨らませて自ら動き出したくなる、そんな内容に仕上がっています。
歌詞の内容に迫る。映像との融合
すっと入ってくる優しいメッセージ
映像の冒頭には様々な人々のワンシーンが出てきます。
一瞬身内の動画かな、と思うほど親しみを感じます。
車でドライブ中に音楽を再生するシーンから曲がスタートするのですが、そこがなんとも粋ですね。
新しい道を走りだすイメージです。
歌詞は、ポジティブな出だしになっています。
歩き出す自分を応援してくれているメッセージを感じます。
光あれ
歩き出すあなたに
遠くまで 降り注ぐように
出典: 光あれ/作詞:山内総一郎/作曲:山内総一郎