アルバム「アンドロイドガール」表題曲
「二息歩行」に続くストーリー?
2019年5月22日に発売されるDECO*27のアルバム「アンドロイドガール」。
同タイトルの表題曲「アンドロイドガール」のMVが、アルバム発売に先駆けて公開されました。
MVにはなんと、DECO*27が初期にヒットさせた楽曲「二息歩行」の登場人物が描かれています。
このことから「二息歩行」の後の物語なのではないかと話題沸騰。
まずは「二息歩行」の内容をおさらい
まずは「二息歩行」の内容をチェックして、「アンドロイドガール」の解説へと進みましょう。
こちらが「二息歩行」のMVです。
何度聞いても素敵な楽曲ですね!
愛を注ごうとする少女。
それに対して少年は言葉という名の「ナイフ」を突き刺します。
少女目線の歌詞では、少年の成長を客観視しているのが独特です。
まるで少女が歳をとっていないような…。
この意味をお察しの人もいるかと思います。
結論は…、「アンドロイドガール」の解説をしながら確認していきましょう。
「アンドロイドガール」のMV
眠りから覚める少女
こちらが本題「アンドロイドガール」のMVです。
冒頭から「二息歩行」とリンクする演出があるのは気が付きましたか?
タイトルが消えて「もういっそ」という歌詞が始まった部分に注目しましょう。
「二息歩行」の時の2人が歌詞を歌っています。
実は「二息歩行」の終盤でも「もういっそ」という歌詞があるのです。
つまり「二息歩行」の終わりから、「アンドロイドガール」は始まっています。
「二息歩行」から何年か経過した世界が舞台となっているのでしょう。
仕掛けが分かるとワクワクしてきますね!
それでは、お待ちかねの歌詞の解説をしていきます。
少女を傷つけてしまう少年
一緒に生きることを決めた2人
もういっそ
“一緒ランド”作りましょ
君とマッチアップ
乗っかって
「構ってもっと 足りないの」
歌え
想い出染みた嫉妬のStyle
出典: アンドロイドガール/作詞:DECO*27 作曲:DECO*27
「二息歩行」のラストでは、傷つける言葉を吐く少年の口を少女の口が塞ぎます。
キスして、酸素ボンベのようにお互いの息を供給し続けようと歌っているのです。
つまり、どこまでも2人で生きていこうという、固い誓いを交わしています。
それを「一緒ランド」と表現したのでしょう。
依存関係になった2人はお互いを深く求め合ったようです。
何度も傷つけてしまった
代わる代わる傷付けては
「もうしない」って嘘で
仲直りごっこだ
勘違いの騙し合い
目を見ればすぐに分かるって
バカみたい
出典: アンドロイドガール/作詞:DECO*27 作曲:DECO*27
少年は愛する少女を傷つけてしまうという問題を抱えていました。
傷つけるたびに何度も反省しては、もう一度傷つけてしまう…。
次第に2人は「やっぱり心を通わせ合うことはできない」と諦めてしまったのかもしれません。
切なくなりますね。