ひねくれ過ぎのたりないふたり、メジャーのシーンに殴り込み!
最近ではCMやTV等のメディアを通してラップを耳にする機会が増えてきましたね。
アニメのプロモーションにラッパーが起用された動画もよく目にすることがあります。
又、ロックバンドやアイドルとラッパーがコラボしたりと、空前のHIPHOPブームが到来中ですね!
そんな昨今のブームを語るうえで、外すことが出来ない存在がCreepy Nutsです。
天才DJと無敵のフリースタイラー
まずはこちらをご覧頂きましょう。
如何でしたか?こんなこと、同じ人間が出来ること何でしょうか。(笑)
百聞は一見にしかず、彼らのスキルが十分に伝わったことでしょう!
即興でこれだけの言葉が出てくるのですから、綿密に作りこまれた歌詞には期待が膨らみますよね!
昨年2017年にメジャーデビューした彼ら。
今回はどんな曲を僕達に届けてくれるのでしょうか。
メジャーに行っても相変わらず!?
メジャー1発目!え?めっちゃひねくれてない?
さて、今回ご紹介するのはそんなCreepy Nutsのメジャー1発目のシングルです。
その名も「メジャーデビュー指南」。まずは曲を聴いて頂きましょう。
あれ?これほんとにMV?
そう思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
大丈夫です。美術の教材映像じゃないですよ。ちゃんと本物です。(笑)
癖の強さがにじみ出ていますね。
野球で言うと、彼らはメジャーリーグに移籍しても変化球しか投げないタイプなんでしょうか。
しかし、歌詞の内容は綿密に作りこまれていますよ。
早速、内容を見ていきましょう!
冒頭の奇妙な掛け合いの真意とは?
最初の掛け合いの相手は誰?
曲の出だしでは、Creepy Nutsのラッパー・R-指定さんと友人らしきの掛け合いがありますね。
この人物が誰なのか、公にはなっておりません。
プライベートの友人や先輩ラッパーから実際に言われた言葉なのではないか。
筆者はそう予想しています。
もしくはそんな掛け合いを通して、自分の想いを伝えている可能性もありますよね!
「え!? メジャー? そりゃ大変やなぁ、終わったな、御愁傷様」
なんでや?
「当たり前やんけそんなもん。
『メジャー行ってから変わった、昔のほうが良かった』って絶対言われんで」
出典: メジャーデビュー指南/作詞:R-指定 作曲:Shingo Suzuki
この1節なんか、どのアーティストの方も感じたことがあるんじゃないでしょうか。
ラッパーに限らず、歴の長いファンやコアなファンの間ではこの手の話は恒例行事。
しかし冷静に考えれば言われる側はたまったもんじゃありませんよね。
ならばいっそ先手を打って「あーはいはい、分かった分かった」と伝えてしまう。
ひねくれた彼らなりのメジャーにおける選手宣誓にも聞こえる気がします。(笑)
メジャーでもその毒は健在?
「ところでオマエ、どの女優と不倫すんねや?」
出典: メジャーデビュー指南/作詞:R-指定 作曲:Shingo Suzuki