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2016年11月13日更新

東京事変の歌詞を紐解く!中毒になる人気曲

2003年に結成され、2012年に解散した、椎名林檎を中心とするバンド。 その解散理由はやることはやり尽くしたからだと。 解散後数年が経過してなお、一切色あせることがない東京事変。 活動期間9年間の間に、超実力派バンドがすべてを出し尽くして産まれた多くの名曲。 その魅力と凄みは、独特の歌詞の中に豊潤に詰まっていました。


2003年に結成され、2012年に解散した、
椎名林檎を中心とするバンド。


解散理由は、
「私たちの役割は果たした」
「やることはやり尽くした」。

すべてを出し尽くした超実力派バンドの
9年間の間に生まれたのは数々の名曲たち。

独特の歌詞に、その魅力が豊潤に
詰まっているように感じます。

その歌詞を紐解いていきたいと思います。

東京事変デビューシングル『群青日和』


椎名林檎の独特な世界観がにじみ出る
ようなインパクトある歌詞です。

演技をしているんだ
あなただってきっとそうさ
当事者を回避している
興味が湧いたって
据え膳の完成を待って
何とも思わない振りで笑う

出典: http://petitlyrics.com/lyrics/1185088

答は無いの?
誰かの所為にしたい
ちゃんと教育して叱ってくれ

出典: http://petitlyrics.com/lyrics/1185088

東京事変「群青日和」


みんな傷つくことを恐れている。
当事者にならなけば、責任回避の
言い訳ができる。

傍観者になれば、気楽に好きなことを
無責任に言えるし、できる。

興味があることだって、
自分から興味があることすら言わない。

自分から動くことすらしないで、
自分の眼の前にそれが来ることを
待っているだけ。

勝手に、自動的に、そんなことが
怒ることなんてないって、知っているのに。

自分でない誰かが、行動してくれた
から、自分の眼の前にそれが存在して
いることを、知っているのに。

なのに、なんとも思わない振りをする。

自分が情けないとか、みっともないとか、
思っていても、それすら認めたくない。

認めたら、自分の責任を認めることになるから。

だから、何も感じていない、
何も知らない、何もわからない振りして
ただ無表情に笑うだけ。

責任逃れや事なかれ主義が
蔓延している現状を嘆いてる
ように聞こえてきます。

そして、そんな状況に感じるストレスや
鬱憤、強い不満の感情をぶつけるかの
ようにも感じます。

衝撃的な三分間『能動的三分間』


始まりから終わりまでの長さが
ぴったり三分間という特徴的な曲。

ライブの際には、スクリーン上で
カウントダウンされる仕掛けがあって
非常に盛り上がる、中毒性の高さがあります。

まさに、東京事変のキラーチューンと
いってもいい曲。

You're all alone
You're fixing ramen
You pour hot water in
Where are you thoughts wandering as you wait there?

出典: http://petitlyrics.com/lyrics/49641

歌詞和訳


君はたったひとりで 
即席麺を作っている 
熱いお湯をそそぐだけ
完成まで如何するの?


歌い出しから衝撃的な歌詞ですね。

3分間といえば、
パッと思いつくのが
カップラーメン。

お湯を注いで、3分待つだけで、
熱々のラーメンが完成する
手軽さが一番の魅力。

そこにあるのは、栄養や健康という大切な
側面を排除して、楽だから、安いから、
簡単だからという理由。

本当の満足を追求せず、
「とりあえず」で満足し、
ただ、出来上がりを待つだけという
「受け身な姿勢」が象徴されている。

それが、当たり前のようになっている
日常に疑問を投げかけているように感じます。

能動的とは真逆の三分間。

東京事変「能動的三分間」

格付(ランキング)の命は短い

出典: http://petitlyrics.com/lyrics/49641

音楽(ミュージック)のキキメは長い

出典: http://petitlyrics.com/lyrics/49641


受け身が良くない、もっと能動的で
いたいとは誰しも思ったことがあるはず。

でも、
人は楽な方へ流れていくもの。
人はすぐに忘れるもの。

いつの間にか、受け身な時間を過ごしてしまう。

この曲もランキングのような一過性のものとしては、
短命でも、この音楽自体はずっと存在し続ける。

流されてしまったら、
忘れてしまったら、
またこの曲に戻って来ればいい。

音楽とはそれだけの拠り所となる
パワーがあるから。

そんな風に聞こえてきます。

東京事変ラストシングル『空が鳴っている』

呼吸のおとだけがふたつ残っている
野放途きわまりない闇夜見上げれば
いまにもはじけ飛びそうに熟れた星
すべてを手に入れる瞬間をごらん!
・・・スローモーション・・・

出典: http://petitlyrics.com/lyrics/142119


2人が幸福を目指して全力疾走。

高揚する気持ち、興奮。

心の高鳴りが抑えきれず、
ワクワクする最高の気分。

それがいつまでも続いて欲しいという願い。

スローモーションのように長く味わいたい。


それがいつの間にか、
1人になったことに気づく。

東京事変「空が鳴っている」

鼓動はあじ気なくひとつ響いている
無防備きわまりない君をまさぐれば
いまにもくだけ散りそうに枯れた瞳
すべてをものにした実感をごらん!
・・・ノンフィクション・・・

出典: http://petitlyrics.com/lyrics/142119

いままで僕らは世界一幸せになる為に
どれほど加速して来たか分からない
神さまお願いです、あきらめさせて

出典: http://petitlyrics.com/lyrics/142119

自分だけが気づかない間に、
いつの間にか一人ぼっちに
なっていたら・・・

全力疾走していた勢いは
すぐには止められない。

すべてを注いで、全力で駆け抜けて
きたからこそ、引くに引けない。

もう簡単には止められない。


だけど、もう止めて欲しい。
もう止まりたい。

前半と後半で180度
状況が変わる心情のギャップの
激しい状況が描かれています。

自分だけが、勝手に盛り上がっていた、
自分しか、見えていなかった、

自分の高まる感情に夢中になるあまり、
周りが見えなくなり、周りが離れていく

そんな状況なのではないでしょうか。

非常に悲しい終わり方ですね。

この曲が東京事変のラストシングルという事実


そして、この曲こそが東京事変の
ラストシングルなんです。

2人とは複数で、東京事変のメンバー。

1人とは椎名林檎。

そうだとするなら、とても悲しい
解散なのかもしれませんね。

まとめ


いかがでしたか?

歌詞を一度見たり、聞いただけでは
よく理解できなかったり、
難解にすら感じてしまう東京事変の歌詞。

ですが、そこには、
1対1の人間関係だけではなく、
社会全体に対する強い思いや
感情がぎゅっと濃縮されている
ように感じます。

強いメッセージ性が含まれた
東京事変の楽曲は、一過性の
トレンドで消えてしまうような
楽曲とは一線を画すものでは
ないでしょうか?

解散後数年経過してなお、
人気が衰えることがない東京事変。

やはり特別なバンドだと、改めて
気付かされますね。

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音と言葉。
耳と目。
動と静。
好きなものは聴覚と視覚で二度味わいたい。

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