ミリショーとして
当時、同じく共感が呼べる青春ソングを書いていた清水翔太さんも自身の大人気曲「Home」などをリリースし、若者の間で話題になっていました。
そんな時、お互いが活動していく中で、意気投合することによって誕生したのが、このコラボです。お二人の名前をあわせるような形で「ミリショー」と呼ばれています。
このコラボによって曲をリリースするのもそうですが、全国各地をツアーでまわるなど、積極的にライブに出演もし、両方のファンからも喜びの声が多くありました。
現在のミリショーですが、2人のユニットとしても5年間歩んできましたが、活動に終止符を打ちそれぞれの活動へと戻っています。
「Love Forever」の魅力
20代の青春ソング
これは、20代の方であれば、おそらく学生時代の青春ソングとして思い出に残っているような曲ではないでしょうか?
スマートフォンがだんだんと普及していく中で、まだ残っていたガラケー。着信音には楽曲の一部分が再生される「着うた」が流行していましたね。
恋愛感も歌われることが多かったので、曲中の歌詞に共感を呼ぶことも多かったと思います。
あっという間に時間は流れ、スマホがメインになり、ガラケーの存在も忘れられつつありますが、この曲をよく耳にしていたあなたを含めた同じ世代の方にはきっと懐かしく思うはず。
そんなガラケーが残した一つの文化の終わり部分で登場した曲です。
アンサーソングも
この曲「Love Forever」が大ヒットしたこともあり、この曲がリリースされた翌年にすぐアンサーソングである「Forever Love」が発表されました。
当時は、青山テルマとラッパーのSouljaのコラボによる大ヒット曲「そばにいるよ」も「そばにいるね」というアンサーソングを出したのを覚えていますか?
これも着うたを使っていた世代にはおなじみの曲ですね。ダウンロード数でもトップの座に輝いた実績もあります。
もともとのヒット曲に続編をプラスするということは、ファンにとっても期待感が大きくなり、プロモーション・セールス的にも良い流れだったのではないでしょうか。
歌詞
サビ部分
早速この曲の歌詞部分をチェックしていきましょう。まずはコーラス(サビ)です。こちらは、2人で一緒に歌う形で収録されています。
愛する人と一緒にいてもなにかすれ違う部分が別々の道を歩むことになりながらもお互い切ない気持ちを持って、夜空を見上げる。あの頃の幸せをもう一度思い返しています。
君に出会えてよかった
せつないけれどよかった
一人の夜もそばにいてくれた
世界にたったひとりの君に出会えてよかった
思い出は夜の空 星になり輝くよ
出典: Love Forever/作詞:Miliyah・Shota Shimizu 作曲:Miliyah・Shota Shimizu
パート別に!
<加藤ミリヤパート>
ずっと孤独だった 壊れた心のドア
夜に怯えた うずくまってた
シーツに顔あて叫んだ 言葉にならなかった
出典: Love Forever/作詞:Miliyah・Shota Shimizu 作曲:Miliyah・Shota Shimizu
女性の立場からの気持ちの様子が歌われています。別々の道を歩むことによって新しい日々を迎えました。
ですが実際いままで一緒にいた人がいなくなることは気持ちにも大きな不安が襲い掛かります。そんな心に大きな穴が開いてしまったかのようにうずくまって泣いてしまう。
こんな一人の夜は、できれば過ごしたくないですよね。女心を代弁するかのような歌詞になっています。
<清水翔太パート>