タイトルの22は年齢を意味しています。アメリカではオトナになってちょっと経った頃ですね。

未成年のような制限はなく大年増ほど世間擦れしていない。

22歳にはもっとも自由気ままに過ごせる年齢という意味が込められています。

「向かう先が分からなくても楽しければとりあえずOK」

こんなふうに、22歳が生きていて感じていることを綴った曲です。

『22』の歌詞を紐解いてみた

さほど厳しくもない、だがそれでイイ!そんな22歳の感性を歌った『22』。

日本語の詞に書き起こすうえでMACOはどう解釈したのでしょう。

歌詞を紹介しつつ紐解いてみたいと思います。

It feels like a perfect night
気分は最高で
オシャレも最先端
ねえ、みんなの元カレの
話で盛り上がろうよ
そんなのも今夜は
アリでしょ

出典: 22/作詞:作詞:Taylor Swift/Max Martin/Johan Shellback/日本語詞:MACO 作曲:Taylor Swift/Max Martin/Johan Shellback

思いきりオシャレして騒いで恋愛トークで盛り上がる……。

どんなファッションに身を包みどんな、テンションで騒いているのか。その光景が具体的に目に浮かびます

男子禁制のキラキラナイト、まさにTHE女子会といった夜を過ごすのでしょう。

オリジナル版でも女子トーク

次にテイラー・スウィフトによる原曲の歌詞を見てみましょう。

It feels like a perfect night to dress up like hipsters
And make fun of our exes, uh uh, uh uh.
It feels like a perfect night for breakfast at midnight
To fall in love with strangers, uh uh, uh uh.

出典: 22/作詞:Taylor Swift/Max Martin/Johan Shellback 作曲:Taylor Swift/Max Martin/Johan Shellback

MACOの日本詞の該当箇所と思われる歌詞の抜粋です。

 -----

まさに完璧な夜 最先端のオシャレをして

元カレをネタに盛り上がってみたり

まさにイイ感じの夜

深夜にめっちゃ食べちゃったり

初めて会った誰かと恋をするのにもね

  -----

意訳するならこのような感じでしょうか。

女子同士、キャッキャウフフして過ごす点はMACOと共通しています。

イイ男がいたらとりあえず恋をしてみるという、パーティー文化らしい一文が入っていますね。

breakfastを日本語にするなら朝食と決め込むより「その日最初の食事」と考えるほうがより近いです。

”深夜の朝食”としてテンションの高さを表すのもアリですが……。

ここはあえて普段は女子が制限している深夜の食事を当てはめてみました。

22歳は自由である

MACOの日本語詞とテイラー・スゥイフトの歌詞の両方に共通するのは制限がないこと

22歳女の子が思うがままに過ごしている様子を表しています。

22歳、仲間と過ごせばとにかくhappy

MACOによる『22』日本語詞の続きを見ていきましょう。

Yeah
時間も嫌なことも気にしないで
混乱するぐらいみんなhappyで
孤独だけど孤独じゃないよ
今日は

出典: 22/作詞:作詞:Taylor Swift/Max Martin/Johan Shellback/日本語詞:MACO 作曲:Taylor Swift/Max Martin/Johan Shellback

大人になると環境の変化から友達が減ってくるといいますが、そんなの“らしく”ありません。

22歳は仲間と過ごすのがまだまだ楽しい時期、孤独感とも仲良しにはなれていません。

仲間と一緒にくだらないことをして過ごせば嫌なことを忘れられるし、孤独感も共有しあえる。

そんな意味が込められているのではないでしょうか。

同士の存在が心強いのは世界共通