ピアノメーカーであるカワイの、電子ピアノの鍵盤タッチに対する情熱は群を抜いています。
一般的な電子ピアノは樹脂製の鍵盤であるのに対し、カワイは生ピアノと同じ木製鍵盤を採用し、よりピアノに近い鍵盤タッチを再現しています。
ローランド
国内大手のデジタル楽器メーカーであるローランドのこだわりは、ピアノの音色そのものと感じられるほど繊細な「スーパーナチュラル・ピアノ音源」でしょう。
カシオ
カシオの電子ピアノの特徴は、気軽に購入できるような比較的安い価格設定でしょう。
とはいえ、音色にはグランドピアノの豊かな響きを追求し、価格の安さだけには留まっていません。
コルグ(KORG)
シンセサイザーで有名な国内の電子楽器メーカーであるコルグの電子ピアノの特徴は、何と言っても豊富なカラーバリエーションやスタイリッシュなデザインではないでしょうか。
コンパクトでおしゃれな電子ピアノを検討しているのであれば、コルグはおすすめできるメーカーです。
電子ピアノを選ぶときのポイント
それぞれのメーカーごとの違いを見てきましたが、最後に電子ピアノを選ぶ際のポイントについてご紹介します。
ポイントは大きく分けて2つになります。
鍵盤タッチ
一般的に、電子ピアノは鍵盤を押した時の感触が軽いと言われていますが、最近の電子ピアノモデルには、より生ピアノに近い鍵盤タッチを再現しているものが多く販売されています。
鍵盤タッチのバランスは好みが分かれるところですので、実際に弾いて確認することをおすすめします。
また、新品の電子ピアノを購入した際には鍵盤の動きが硬く、滑らかに演奏できるようにしばらく慣らす必要がありますが、中古電子ピアノでは既に鍵盤の動きが滑らかになっているというメリットがあります。
音質
それぞれのメーカーによってサンプリングされたピアノが異なるので、電子ピアノの音質つまり音色はもちろん異なります。
また、搭載されているスピーカーと設置位置によっても音質が大きく異なって聴こえますから、実際に弾いて確認する際には、ぜひ座って心地よいと思える音色かを確認しましょう。
まとめ
このように、電子ピアノはコンパクトなデザインだけでなく、よりピアノらしい音色や演奏感を感じられるモデルが多くあります。
また、中古の電子ピアノであっても良い状態のものも多く流通していますので、魅力を感じられる一台を見つけて、気軽に電子ピアノライフを始めてみてはいかがでしょうか。
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