君が欲しい
いいもん 悲しいもん 切ないもん
きみのすべてを喰らうまで 絶叫
出典: ヴァンパイア/作詞:DECO*27 作曲:DECO*27
肉体だけの繋がりではまだ満たされません。
悲しく切ない気持ちが残ります。
肉体はもちろん、心も全部自分のものにしたい。
もっともっと自分の中をあなたのことでいっぱいにしたいのです。
そんな言葉にならない叫びが表れています。
重たい愛
あたしヴァンパイア
いいの?吸っちゃっていいの?
「もう無理もう無理」なんて 悪い子だね
試したいな いっぱいで吐きたい まだ絶対いけるよ
出典: ヴァンパイア/作詞:DECO*27 作曲:DECO*27
ここからサビに入ります。
血を吸いつくしてしまうこともあるヴァンパイア。
もしそうなると人は死んでいまいます。
女の子はきっとそれをわかっているのです。
殺したいほどに好きな相手なのでしょう。
重たく、少しゆがんだ愛情ともとれる気持ち。
これも1つの愛の形なのかもしれません。
繰り返される恋愛
恋が終わるとき
あたしヴァンパイア
求めちゃってまた枯らしちゃってほらやな感じ
泣いて忘れたら「はじめまして」
出典: ヴァンパイア/作詞:DECO*27 作曲:DECO*27
大好きな人でもたまにはケンカくらいします。
私が求めすぎてしまって愛想つかされるときも。
そうなると2人の間に嫌な空気が漂うのです。
ここのフレーズでは2つの意味で解釈することができます。
恋愛を繰り返すこと、または初心に帰ってまた求めること。
前者はケンカして嫌な雰囲気になった2人は別れてしまいます。
失恋した女の子は悲しく、しばらくは泣き続けることでしょう。
しかし、ひとしきり泣いて過去の恋を忘れたらまた別の恋愛へと進みます。
そうして失恋と恋を繰り返しているのです。
後者の場合は相手に求めすぎた女の子が自分の行いに涙します。
好きなあまり、ついつい相手への欲求が強くなってしまう。
自己嫌悪に陥ることもあるかもしれません。
たくさん泣いたあとはケロッとしてまた普通の日常へ。
何事もなかったかのように相手と接します。
そしてまた求めすぎてしまうのです。
愛情が欲しい
あたしヴァンパイア
愛情をください まだ絶対いけるよ
あたしヴァンパイア まずはこっちおいで
出典: ヴァンパイア/作詞:DECO*27 作曲:DECO*27
ヴァンパイアに例えられる女の子は愛に飢えています。
愛情を求め続けているのです。
生き血を吸って命を繋いでいるヴァンパイア。
女の子にとって愛情は命の源なのかもしれません。
自分本位で少し強引なところもある女の子。
しかし相手を想う気持ちもしっかりもっています。
自分のことを知ってもらうのと同時に、相手のことももっと知りたい。
そのために少しずつ心の距離を縮めようとしているのです。
朝まで一緒に
内緒の想い洗いざらい 吐き出したなら「正に」ばかり
割り切れないけど余りじゃない そっと朝まで通せんぼ
出典: ヴァンパイア/作詞:DECO*27 作曲:DECO*27
誰にも言えなかった想い。
口に出してみたら全てあなたへの想いでした。
一途に好きだという想いと、複雑に思う気持ち。
全て余すことなく愛情だったのです。
そんなあなたとずっと一緒にいたい。
朝まであなたを引き留めたいのです。
今日は朝まで一緒にいよう?
そんなかわいらしい彼女の言葉が聞こえてくるフレーズです。