ゆずってどんなミュージシャン?
ゆずは、ストリートミュージシャンから始まり、横浜市の横浜松坂屋前で路上ライブをしていたことで有名です。
最後の路上ライブでは、台風だったにもかかわらず、7500人もの人が駆けつけました。
メジャーデビュー前から、人々の心を魅了するフォークデュオです。
当時のゆずは、ほとんどの曲がプロデューサーの寺岡呼人さんと作られていました。「俺たちの音楽を守りたい。踏み入られたくない」と思っていたそうです。
しかし、最近のゆずは、「色々な人に、料理してください」と言えるほど、様々な人と組みアレンジしてもらうことによって、進化をとげています。
また、最初は消極的だったネット配信によるリリース。
最近では、シングルなどのパッケージにこだわらず、先に音楽配信から始めるなど、新たなことに挑戦し続けています。
過去のやり方にとらわれ、変えられない人も多い中、ゆずは挑戦し進化していく。
そんなゆずだからそこ、人に勇気を与えることができ、人気が絶えないのだと思います。
今回、そんなゆずの「シシカバブー」という、とても明るく元気の出る曲をピックアップして、紹介していきます。
ゆずが初めてなことって?
初めてのDVD付きの初回限定盤
「シシカバブー」は、2008年11月5日にリリースされた通算26枚目のシングルです。
同時に、横浜アリーナでのライブDVD「LIVE FILMS WONDERFUL WORLD」を発売しました。
その横浜アリーナライブの映像を抜粋したDVDを付け、シシカバブーの初回限定盤として、リリースしました。
それが、初めてDVD付の初回限定盤となりました。
初めての共同作品
この「シシカバブー」という作品は、ゆずが初めての試みとして、曲も作詞も一緒に作りました。
最初は岩沢さんが、断片的な曲を作り、それを北川さんが聞いて、インスピレーションを受けてアイディアを出す。
というのを繰り返されて、二人によって磨かれるように作られました。
「シシカバブー」は、ケバブのよう地方の肉料理のことで、この歌に出てくる意味はあまりないそうです。
岩沢さが考えた仮歌に「シシカバブー」というフレーズがあり、スタッフも北川さんも、そのフレーズを気に入り、そのまま採用されることになりました。
その勢いに溢れた言葉は、特に意味はないにもかかわらず、なぜか人を元気にさせる不思議な言葉となって、曲の中に存在しています。
結成から11年経ち、初めての共同作品。
11年分の経験と想いが込められた、二人の集大成とも言える作品だと思います。
また、カップリング曲は、北川さんが作詞作曲した「ボサ箱根」という曲。
岩沢さんが作詞作曲した「使い捨て世代」という曲が収録されています。
今回のシングルは、ゆずから贈られた、遊び心たっぷりな応援歌が3曲も収録されているので、是非聞いて、元気をもらって頂きたいです。
元気が出る歌詞をピックアップ!
雑多な闇夜を突き破れ!
愛を贈ろう この世界中でたった一人
あなたが微笑んでくれるのなら
もう一度 信じてみるよ
イタズラで雑多な 闇夜を突き破れ
今がその時さ yes 行こう
yes 行こう yes
出典: シシカバブー/作詞:ゆず 作曲:ゆず
ゆずからの愛を贈られた気分になりますね。
そして、誰かに愛を贈れるような人になりたいと思います。
また、誰か1人だけでも、笑ってくれる味方がいると思うだけで、元気が出ます。
落ち込んでいた気持ちも、「闇夜を突き破れ」と言われると、出来るような気がしてきます。