生きているということ自体に確かな価値がついているという考え方。
物で溢れている社会で生きる私達にとって、すごく衝撃が走る言葉です。
物を盗む人というのは、自分の現状に満足していない人達が行う行為といわれています。
そんな人達が盗んだ物なんてたかがしれているもの。
あなたにはもっと高価で立派なものがあるじゃないか、といわれているようです。
第8位「丸の内サディスティック」
こちらの「丸の内サディスティック」も以下リンクをご覧いただければ幸いです。
狭い世界で生きる励みになる曲でもあります!
報酬は入社後並行線で
東京は愛せど何にも無い
リッケン620頂戴
19万も持って居ない 御茶の水
出典: 丸の内サディスティック/作詞:椎名林檎 作曲:椎名林檎
都会の退廃的な世界観を表している歌詞が特徴的な「丸の内サディスティック」。
どこかキラキラした世界観に疲れていて、でも抜け出すこともできないような雰囲気があります。
憧れて東京の会社に就職したもののどこか理想とは違っていたようで。
思ったより貰えないお給料じゃ、好きなブランドのギターを買うこともできないようです。
そんなできないことが少しずつ増えていき、心も少し荒んでしまいそう。
けれど仕方ない、これが現実なのだから、そう割り切って東京の生活を楽しんでいる歌詞でもあります。
第7位「歌舞伎町の女王」
これこそ初期の林檎女史!「幸福論」のアイドル感を残しながらも、「本能」のような色気をも漂わせています。
詳細は以下リンクからどうぞ。
椎名林檎の代表曲「歌舞伎町の女王」新宿歓楽街を歌った歌詞の意味は…? - otokake(オトカケ)
競争の激しい世界で生き残る方法は何だと思いますか? その答えは、林檎さんのファーストアルバム「無罪モラトリアム」で一二を争う名曲の「歌舞伎町の女王」から導き出してみましょう。歓楽街の女王でなくとも学ぶべきところが盛りだくさんの、ちょっとスパイシーでレトロな作品をお楽しみください。
消えて行った女を憎めど夏は今
女王と云う肩書きを誇らしげに掲げる
女に成ったあたしが売るのは自分だけで
同情を欲したときに全てを失うだろう
出典: 歌舞伎町の女王/作詞:椎名林檎 作曲:椎名林檎
夜の街を椎名林檎の独創的な世界観で歌い上げている「歌舞伎町の女王」。
夜の街という煌びやかな社会で信念をもって生きていく姿が表現されています。
仕事の時の自分とプライベートの自分はハッキリ分けておかないと、この世界ではやっていけないから。
先代の女王みたいに客に入れ込んで失踪してしまわないようにしようという戒めが最後の歌詞からイメージできます。
6位~4位を紹介!
第6位「NIPPON」
色っぽいディープな印象が強い林檎さんがさらにイメージをぶち破り、「スポーツ」というテーマに挑戦した曲。東京事変でもスポーツをテーマにアルバムを作ってらっしゃいましたが、より闘いの心理へ近づいた曲といえるでしょう。
戦う現代のサムライ全員に大いなるエナジーを与えてくれる曲です。明日の出勤・通学から取り入れてみてはいかが?
さいはて目指して持って来たものは唯一つ
この地球上で いちばん
混じり気の無い気高い青
何よりも熱く静かな炎さ
出典: NIPPON/作詞:椎名林檎 作曲:椎名林檎
3行目の歌詞は日本のイメージカラーとして使われているサムライブルーを表現しているのでしょうか。
日本を力強く応援しようという気持ちが歌詞のいたるところにちりばめられている楽曲です。
炎というのは赤い時よりも青い時の方が温度が高い性質があります。
赤くメラメラと燃えている所より、静かにチャンスを待って闘志を熱く燃やしている表現が非常にカッコいいです。