【One Time One Life/EXILE THE SECOND】歌詞は男の意地？意味解釈あり

「獲る」には普通の「取る」とは違って、「力ずくで奪いとる」、「競争で勝ちとる」という意味があります。

普段は夢を語り合う味方どうしでも、相手はライバル。蹴落とす対象です。

隙があれば寝首をかく世界に生きる彼。

ギャンブルとはいわゆる「賭け勝負」。

金銭や品物、ときには名誉すらも賭けて勝負する「遊び」です。

夢を追うために過去の全てを代償にし、さらにそれを叶えるために命をかけようとしています。

でもそれは彼にとっては“It’s worth～”大いに価値のあることなのです。

「猛烈」は「勢いが強く激しいさま」、「強烈」は「力・作用・刺激が強く激しいこと」。

重複して使われていることからもとにかく激しい様子がうかがえます。

しかも「生きる」ではなく「イキル」。

ただ息をして食べて寝て、という「生存」を意味するのではありません。

きっと死ぬことも想定内で、「死と隣り合わせで生きる」という意味です。

「野望」は「身の程を越えた大きな望み」、「望んではならない不届きな望み」。

野望は非望ともいいます。

最初から叶いそうもないレベルの望みを抱いていることがわかります。

それでも「さぁ、決死の覚悟で行こうぜ」と進んでいくのです。

ときに悪役であり、ときに主役でもある。

その人は周りから見たらとんでもない「悪役」です。

けれどその行動の裏には、「主役」であるその人の譲れない事情があるのかもしれません。

夢を叶えるための理想と現実の差はまだまだ大きいかもしれない、葛藤もあるでしょう。

人の行動には必ず理由があります。そしてそれは間違いなく、その人の正義の形です。

皆が皆、自分のため、または他の誰かのために、自分の正義を振りかざしています。

でもそれで自分の正義を曲げていては夢は叶いません。

彼が自分で選んだこの世界では、迷えば飲み込まれてしまいます。

この歌はそんな覚悟をもった男の、生き様を歌った歌なのです。

「HiGH & LOW」作中のテーマ曲「One Time One Life」、いかがでしたか？

筆者はこの作成にあたり映画4作品を全て鑑賞したのですが、どの作品も涙なしには見れませんでした！

誰もがそれぞれの正義を掲げてぶつかり合い、仲間、家族、兄弟を思いやり。

それらを守るための戦いに胸が熱くなりました。まだ見てない、という方はぜひ見てみてください。

テーマごとに合わせて作られたその他の楽曲もどれも映画のシーンを彩る名曲ばかりです。