WANIMA「ともに」

「ともに」はもともと、人気の若手女優、桜井日奈子さんが部活に励むバスケ部員を演じたことでも話題になった制汗剤のCM用に書き下ろされた楽曲です。

ともに

WANIMA初のCM用書き下ろし曲

曲を作る時に、青春・部活・汗というテーマを渡されて、ベースボーカルのKENTAさんは最初、青春や頑張れ、大丈夫などの言葉を繰り返した方が伝わりやすい曲になると考えたそうです。

しかし、部活では楽しいことばかりでなく辛いこともあり、笑って頑張っている人ほど暗闇を抱えているかもしれないという考えから、頑張れや大丈夫などの言葉をあえて使わずに曲を作りました。

このことから、明るく爽やかなCMにぴったりな明るい曲調と、じっくり聴くと、どうしようもなく辛い時でも勇気をもらえるような深い意味を持つ歌詞を兼ね備えた曲となっています。

「ともに」の再生回数ランキングは?

Youtubeの再生回数を見てみると、WANIMAの曲の中では27,341,824回で、三太郎のCM曲として人気の「やってみよう」の27,235,764回を超えて1位です。(2017年7月28日現在)

「ともに」が収録されたアルバム「JUICE UP!!」はオリコンチャートで最高4位を記録しており、その話題性が窺えます。

 

「ともに」収録アルバム「JUICE UP!!」

A post shared by WANIMA KENTA (@wanimakenta) on


アルバムタイトルである「JUICE UP!!」は燃料補給をするという意味があります。

このアルバムに収録されている曲としては「ともに」の他に、郷土の祭りの要素が取り入れられ聴くと明るい気持ちになれる「オドルヨル」、自分たちの音楽を多くの人に届けたいという思いを込めて歌ったというカバー曲「切手のない贈り物」、生きる意味を探してもがく人々へ歌った「For you」があります。

どの曲も、元気を出して!頑張って!というような言葉を押し付けるのではなく、聞いていたら自然と自分の心の燃料が満タンになって明日から頑張ろうと思えるような曲で、アルバムタイトルとぴったりです。

このアルバムにもCM曲が2曲含まれることからもわかるように今大注目のWANIMAですが、公式ブログまでは見たことがないという人が多いですよね。

実は、ドラムのFUJIさんが書いているブログがとっても面白いんです。

 

今大注目のWANIMAのブログ情報


ブログタイトルは「WANIMA藤原の長いのはヒゲだけじゃない通信」で、ベースボーカルのKENTAさんがつけたそうです。

バンドメンバーのエピソードを楽しく紹介しているこのブログは、現在のレーベルであるunBORDEの前に所属していたPIZZA OF DEATH RECORDSのHP上で連載していて、今もWANIMAの公式サイトのブログのリンクから飛べるようになっています。

画像はPIZZA OF DEATH RECORDSの代表取締役社長であり、このブログをホームページ上でやらないかとFUJIさんを誘ったHi-STANDARDの横山健さんが描いた、キャップにヒゲ姿のFUJIさんバージョンのくまモンがとっても可愛らしいですね。

そんなブログの第一回の自己紹介は、ライブでもいつも言っている「東京都在住熊本県出身のバンド」という言葉でした。

WANIMAの故郷熊本への想い

THANX

WANIMAの曲の多くに、出身地の熊本への想いが込められています。

例えば、上の画像のアルバム「Are you coming?」に収録されている、離れた故郷を歌った「THANX」やKENTAさんの亡き祖父への想いを歌った「1106」などは代表的です。

ライブなどで毎回する「東京都在住熊本県出身」という自己紹介には離れた故郷である熊本を思う気持ちが凝縮されているのです。

あまり知られていませんが、CMソングとして書き下ろされた「ともに」にも、地震という大災害に見舞われた故郷への想いが隠されていました。

 

WANIMA「ともに」の歌詞に込められたメッセージ

「ともに」は冒頭でも紹介したようにCMの青春・部活・汗というイメージから、辛さをこらえて笑い頑張っている人の暗闇を照らしたいという思いを込めた曲になりました。

そのため、青春をイメージしたCMからは対照的なほどに重く深い歌詞を持つ曲になっています。

このギャップが特に目立つのが次の歌詞です。 

生きて耐えて時に壊れ泣いて迷う影に笑顔咲き誇る 生きていれば…命さえあれば…
【ともに/JUICE UP!!】

出典: https://twitter.com/WANIMA_bot/status/890694919051894785