メンバーたちのパワフルな演奏

MVの後半では、バンドが演奏をするシーンが映し出されています。

ラストスパートに向けて、更に曲を盛り上げていきます。

雨のパレードの多くの曲は、しなやかで流れるような音が印象的。

それに比べて今回の「Ahead Ahead」には、いつもと少し違った力強さが感じられます。

暗闇の中でスポットライトの下で、音を奏でるメンバーたち。

そんな彼らの音楽に高揚感が高まるばかりです!

歌詞の意味は?

夢は決して逃げていかない

ひたすらに走った 気づいたら泥だらけになって
長い長い旅は 道になって
がむしゃらに描いた あの夢はまだ形にならず
遠い遠い場所で 僕を待って

出典: Ahead Ahead /作詞:福永浩平 作曲:福永浩平

周りのことも目に入らなくなるほど、必死に何かを頑張ること。

転んで泥まみれになっているのにも気付かないほど、目の前の何かに夢中になること。

そんな夢や目標を持てるなんて素敵ですね♪

道の途中には、大きい壁にぶちあたることもあります。

予期せぬ障害物に戸惑うこともあるでしょう。

ですが、後から思い返すとひとつひとつの努力が今の自分をつくってきたと気がつきます。

そんな主人公ですが、まだ彼の「夢」は叶えられていないようです。

でも絶対に叶えたい、だから諦めない

「夢」や「目標」は決して逃げていきません。

いつも逃げているのは、「夢を追いかけると決めた私たち自身」のような気がします。

「夢」は、ずっと私たちのことを待ってくれているのです。

逃げずに向き合うことの大切さに気がつかせてくれる歌詞ですね!

未知の世界だったとしても挑戦していく

I am here 僕らはいまここにいる
Hey, I am here まだ想いは届かないまま

出典: Ahead Ahead /作詞:福永浩平 作曲:福永浩平

この先、どれくらい長い道のりが待っているかは誰にも分かりません。

ゴールに辿り着くまで、あと何回転んで汚れるかも分からないのです。

そんな不確実で未知の世界に対して、少し不安な感情を抱いています。

しかし同時に、自分たちの存在に強く自信を持っている様子も伝わってきます。

仲間がいるからこそ感じられる心強さなのかもしれません。

自分たちが目指す場所にはまだ辿り着いていない。

それでも、僕たちならやっていける

そう再確認しているかのようです。

空を飛ぶ鳥のように・・・。

あの高く飛ぶ鳥のように Ahead ahead…
もう迷わない僕たちは Ahead ahead…
Do it do it love if we make it alright
Do it do it love if we make it for life
羽ばたいて少し前へ 君を連れて
これからこの先へ Ahead ahead…

出典: Ahead Ahead /作詞:福永浩平 作曲:福永浩平

「先へ先へ」というメッセージが特に強調されているサビ部分の歌詞です。

幼い子どものような直感的な夢をもつこと。

そして鳥が自由に空を飛び回るように、前を向いて直進すること。

彼らは、抵抗してくる向かい風にくじけることもないでしょう。

それほどの強い心を持っているのです。

「愛」のため、そして「人生」のため

ここで、英語部分の歌詞もみていきましょう。

まずは、「Do it love if we make it alright」。

これは「愛を形にしていこう、僕たちなら大丈夫さ」という意味になります。

誰の心にもきっと存在している、「愛」。

愛があれば何があっても大丈夫なんだと伝えようとしているのです。

そして「if we make it for life」は、「人生のために頑張るんだ」と和訳できます。

くじけそうになったり、彷徨って、辿り着いた先。

そこには待っているのは、達成感や満足感だけではないはずです。

全力で向き合ったからこそ感じる生きた心地や、初めて見る広い世界。

自らの力で、自分たちをそういった場所に連れていこうと言っているのではないかと思います。

まとめ

雨のパレード【Ahead Ahead】MVを徹底解説!ひたすら彷徨って…辿り着くのはどこだろう?の画像

今までたくさん頑張ってきた人や、これから新しいことに挑戦する人。

そんな人たちに自信を持たせてくれて、背中を押してくれる歌なのではないかと思います。

また、「自分がどのように在るべきなのか」を教えてくれます。

彼らが創る美しい音の響き芸術的な世界観に魅了される人が増えているのも納得できますね♪