12.みんなへ
THE BEAT GARDENのファン「Beemer」は感涙必至の『みんなへ』。
ファンを想って書いた曲ではなく、ファン「だけ」を想って書いた曲と知ればBeemerの胸は熱さで焼け焦げてしまうでしょう。
真冬の路上ライブで
すぐに止められてしまうから
何度も移動して 一緒に歩いてくれた
あの日からどれくらい経つだろう
夜行バスに揺られて
電車をいくつも乗り継いで
「今日の為にわたし頑張れました」
握った手が温かかったな
出典: みんなへ/作詞:U 作曲:REI,U
自分たちを支えてくれるファンには、曲をリリースすることでお礼ができる。そう考えるのは当たり前のことかもしれません。
しかしTHE BEAT GARDENはもう一歩踏み込みました。
ファンへのお礼としてファンのためだけに言葉を綴り、ファンのためだけにメロディに乗せることを選んだのです。
インディーズ時代に比べるとファンとの距離は確実に広くなっているでしょう。
ひとりひとりに「ありがとう」を伝えることは難しくなっています。
それでも伝えたい「ありがとう」を歌う『みんなへ』はファンならずとも感動をもらえるメッセージソングです。
誰もがひとつは何かを受け取るアルバム『メッセージ』
THE BEAT GARDENのアルバム『メッセージ』には12個のメッセージが詰め込まれていました。
誰もが少なからず彼らからの伝言を受け取ったのではないでしょうか。
もしくはこれから先ふと思い出し、道に迷ったときの道しるべになるかもしれません。
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