柴田淳とは?
1976年生まれの彼女が楽曲を作り出したのは大学在学中の20歳のとき。それからというもの、女性シンガーソングライターとして活躍しています。
別名「しばじゅん」がそもそも着目されたのが、楽曲をメジャーにすべく開始した積極的なインターネット活動。
定期的に更新されるブログ日記が目を引き、当時「ブログの女王」の肩書きを欲しいままにしていた女性タレント達と同じ並びで「ブログの歌姫」と評されたのです。
ブログの歌姫の実体
柴田のデビューは2001年。この年にブログで複数の日記をつづるようになるのですが、その率直な文章が評判となり、さまざまなメディアに取り上げられるようになります。
彼女の歌詞を見ていてもそうですが、自分が暮らしている中で日々考えている事、感じていることを素直に書きつづるというスタイルが受けたと言って良いでしょう。
一方、ラジオのパーソナリティとしても評価が高いことも彼女を語る上では外せない事実。ここでも自分の感じたことを率直に述べることがリスナーに受けているのです。
残念なことに2013年からブログ日記を廃止してしまいました。思うところあっての決断ですが、ファンとしては非常に残念ですね。
ラジオもまた言葉でリスナーとつながる活動ですが、こちらも不定期での活動が多く、もっとメジャーになりそうなのに、それを避けているようにも感じられるのが彼女の在りかたと言っても良いかもしれません。
ニックネーム
「しばじゅん」、「柴子」が柴田淳のニックネーム。2001年10月31日に『ぼくの味方』でドリーミュージックよりデビューしましたが、当時のキャッチコピーは「隣のしばじゅん」。
「柴田淳」という名前だけだと性別がどちらかにわかにはわかりませんが、「しばじゅん」だと何となく女の子だと判別できます。
楽天ぶさいく事件
そして、柴田淳と聞くと、どうしても思い出してしまうのが「楽天ぶさいく事件」。
2015年9月18日、柴田淳に突然「ぶさいく」とリプライを送って炎上したのは何と!楽天トラベル。
未だにどうして、脈絡もなく突然シンガーである彼女に「ぶさいく」とリプライしたのかも不明のこの事件。
もちろん、それに対して彼女はそれなりに「楽天に公式でブサイクと言われちゃった(涙)」とツイッターでやんわり抗議。
これに対して楽天トラベルは3日後に謝罪するも、すでに炎上しまくっている状態。
さらにどうしてそうなったのか、というのは不明のままの謝罪。さらにそのまま無かったことにしてしまいました。
このことで楽天トラベルは当然のことながらさらに炎上。
柴田淳自身は騒動が大きくなったことを憂えたのか、それまで継続してきたブログ日記を止めると同時にツイッターアカウントを非公開にしてしまったのだとか。
これはたまたま時期が合致しただけで、これがきっかけではないと思うのですが・・・・・・。
@ shibatajunぶさいく
言葉を大切にするしばじゅんだからこそ、この無思慮な言葉は人が感じる以上に攻撃的に感じられたのかもしれません。
いきなり知らない人から、それも公式ツイッターでこんな風に言われたら、そりゃ傷付きます。メンタルおかしくなっても不思議じゃない!
ポートレートをご覧頂いたとおり、しばじゅんは決してぶさいくではありません。
「日本一くらい歌手」
その後、彼女は「日本一くらい歌手」としてバラエティー番組に出演したりしています。
また、幼い頃から始めたピアノがそれほど好きではなかったことや、高校時代には業界に興味を持ちはじめ、将来は業界に関わって生きていきたいと希望していたことなどをインタビューなどで明かしています。
小さい時からピアノをやっていたんですけど、実はピアノは大嫌いだったんです。子供の頃からクラシックは無理やり聴かされて携わってきたんですけど、音楽をやりたいとか、歌手になりたいなんてまず思っていませんでした。
出典: https://www.barks.jp/news/?id=1000122129