【ANNIVERSARY～無限にCALLING YOU】松任谷由実の結婚式定番曲！歌詞の意味を解釈！

1989年に発売されたユーミンこと松任谷由実さんの楽曲「ANNIVERSARY～無限にCALLING YOU」。

発売から30年近く経つにも関わらず、今もなおカバー楽曲やCM曲などにも起用され、大人気です。

最近だとロッテのチョコレート「ガーナ」のCM曲に「ANNIVERSARY」のブラスバンドver.が使用されていますね。

タイトルの「ANNIVERSARY」とは“記念日”という意味です。

この意味通り、記念日のことを歌っている楽曲で、主に結婚記念日に重点がおかれています。

90年代には結婚式の定番ソングとしても大人気でした。

1989年から2018年までの間には様々な結婚ソングがリリースされましたが、今でも「ANNIVERSARY」をBGMに使用する人も多いみたいです。

まさに色褪せない名曲ですね！！

そしてこの楽曲の人気の秘密はやはり、愛情を感じる歌詞にあると思います。

相手を信じ続ける幸せと、いつか訪れるであろう現実をそのまま歌詞に表現したユーミン。

この楽曲の深い意味を知ると、結婚記念日には必ず聴きたくなってしまうはずですよ！！

それでは気になる歌詞とその意味をご紹介していきます。

ずっと探し続けていた愛をくれる人は案外一番近くにいたりするものです。

いつも近くにいたあなたが、わたしのことを一番理解してくれて、安心できる存在。

近すぎて見えなかったけれどそのことにようやく気づくことができました。

そんなお互いをわかり合っている二人が付き合い、結婚するまでにはそんなに長い時間はかかりません。

培ってきた信頼が二人を繋ぎ、未来に向かって歩き始めます。

出会いというのは本当に不思議なものですよね。

学生時代の同級生や先輩後輩、お見合いや友人からの紹介、最近では合コンや街コン、お見合いパーティーなど様々な出会いの形があります。

出会ってすぐに意気投合して結婚までいってしまう人もいれば、長年友人関係だったのに、ひょんな事がきっかけでお付き合いに発展することもあります。

この歌詞では、後者の方ですよね！！

長い間、気づかなかった愛にようやく気づけたというニュアンスに感じます。

ライスシャワーとは、ゲストが米粒を新郎新婦に振りかける演出です。最近の結婚式だとフラワーシャワーなどもありますね。

子孫繁栄や一生食べるのに困らないように……という意味がライスシャワーには込められているそうですよ！！

ともに生活していく中で、不安に思うことがあったとしても、わたしはあなたについていくよ！！という気持ちがうかがえます。

瞳を見上げるというのは、隣にいる、自分よりも背の高い彼の瞳を見つめているんでしょうね！！

お互いを見つめながら、心を通わせて、なくてはならないパートナーへとなっていきます。

しかしそんな毎日は永遠ではありません。“ひとり残されても”という別れのように感じるワード。

これには、“いつかあなたが死んでしまってもあなたを思い続けています”という最大級の愛情表現が隠されています。

人間はいつか死んでしまいます。あなたが先かもしれないし、わたしが先かもしれない。

いつか来る現実を感じる歌詞になっています。

人生の中には辛い時や苦しい時があります。

思いをうまく伝えることができなかったり、すれ違うことだってあります。

でも、それを乗り越えて来たからこそ二人はお互いにかけがえのない存在になることができました。

ケンカをしないというのは、良いことのように感じますが、それはただ、言い争うのがめんどくさくて自分の意見を言わないだけかもしれません。

相手の意見と自分の意見が全て同じなんてことはほとんど無く、人それぞれの考えや思いは必ず心の奥にあります。

お互いにそれらの意見をぶつけ合って、二人にとって良い方向に持っていければ最高ですよね！！

譲れないことがあるなら、時にはケンカをしてでも意見をぶつけないと何にも解決しません。

そうやって二人で歩んで行くのはとっても人間らしくて素敵に感じますね。