GACKT【君が追いかけた夢】歌詞の意味を考察！「ブレーキもない車」って？夢を追いかけるあなたへ！

夢だからこそ本心が言えるし、思ったことを素直に表現できます。

この曲では、そんな強気な主人公が夢の中で「君」を励ます様子が描かれていました。

そしてその言葉たちは、人生の岐路に立って進路に迷う全ての人に向けた応援歌となっています。

「君」の迷いはおそらく誰しもが感じたことがある感覚だと思いますし、バカにされたこともあるでしょう。

やる前から、いろいろなネガティブ発言で否定され、周囲に同調させられる風潮は、今の日本の常識です。

出る杭は打たれ、集合体の中で生きることが是とされている社会。

新しく突飛な発言や行動は「異端」として、顔も見えない全国民から袋叩きにあってしまうほどです。

それを肌で感じる年代の、今後の人生に対する大きな不安と、早く決めないといけないという焦りを描きます。

様々な心の葛藤を表現した「君」と、この曲を応援歌たらしめている主人公のセリフが交錯しながら展開する曲。

日本の体質や国民性に一石を投じる歌詞は、いつの時代でも当てはまるほどに根の深い問題だと思います。

それを疾走感のあるロックで表現した『君が追いかけた夢』の歌詞考察を終わります。

外見の美しさ、高く歌唱力、力強い歌声、ミステリアスな雰囲気、楽曲のクオリティ…。

どれを取っても、向かう所敵なしといえることから「GACKT様」と呼ばれるGACKTさんの1曲。

『君が追いかけた夢』の歌詞の世界、お楽しみいただけましたでしょうか。

日本人離れした感性が光り、独特な雰囲気と世界観を持った歌詞の世界を感じることができたことでしょう。

伝説のヴィジュアル系バンドMALICE MIZER脱退後の活躍はいうまでもありません。

しかし、ミュージシャンとしての芯はブレることなく、高い完成度を目指したストイックなものです。

そういうストイックさや妥協を許さない姿勢がリスナーに響き、ファンを獲得していっています。

一度聞いたら耳に残るメロディや歌声はGACKTさんならでは。

これからも、ミュージシャン、俳優などに止まらずに様々な活躍を見せてくれることでしょう！

1999年リリースの2ndシングル『Vanilla』。

楽曲の勢いもさることながら、歌詞の韻の踏み方も秀逸です。

そして何よりミュージックビデオがかっこいい！

ファイナルファンタジーに出てくるクラウドにそっくりなGACKTさんに目を奪われることは間違いありません。

GACKTさんの魅力がたっぷり詰まった楽曲の解説を下記のリンクからご覧いただくことができます。

今回ご紹介した『君が追いかけた夢』とは異なり、セクシーな世界観のGACKTさんを是非ご覧ください！