「宇宙に行ったライオン」が収録されている「FIGHT」について
まず、最初に「宇宙に行ったライオン」が収録されているアルバム「FIGHT」の紹介を少ししましょう。
「FIGHT」は関ジャニ∞の5枚目のオリジナルアルバムで、クレヨンしんちゃんのOPにもなったT.W.Lや、同じく、クレヨンしんちゃんの映画の主題歌になったイエローパンジーストリートなどの曲が収録されているアルバムです。
「宇宙に行ったライオン」はDisk1の2曲目に収録されていますよ。
「宇宙に行ったライオン」のパート分けと歌詞を紹介!
それではここからは「宇宙に行ったライオン」のパート分けと歌詞を紹介していきます!
まずは「宇宙に行ったライオン」のパート分けをみていきましょう!
パート分けはどうなってる?
「宇宙に行ったライオン」は主に丸山君と錦戸君の二人でパート分けがされています。
Aメロをを丸山君力が強く歌い、その後「遠くへ~」と錦戸君が優しく歌っています。
サビに入るとまた、丸山君の力強い熱唱が始まり、それに錦戸君の「遠くへ~」のバックコーラスが加わります。
そしてBメロではこんどは、錦戸君がサビまで歌います。
「遠くへ~」を4回錦戸君が熱唱した後に丸山君のサビが始まります。
ここでも、丸山君の熱唱に合わせて「遠くへ~」と錦戸君のバックコーラスが入ってきます。
最後のCメロでは、前半は大倉君が務め後半を錦戸君が務めます。
その後サビを丸山君にパスするというのが「宇宙に行ったライオン」のパート分けになっています。
丸山君の力強いサビは聞きごたえがありますよ!!
「宇宙に行ったライオン」の歌詞を徹底解釈!!
ここからは、「宇宙に行ったライオン」を筆者が独自に徹底解釈して行きます!
「宇宙に行ったライオン」は聞いている人を元気にする応援歌にも聞こえますが、一匹のライオンの物語としても読むことが出来る歌詞だと感じました。
繰り返される「遠くへ」はライオンの気持ちがよく伝わってきます。
サーカス団のテントの隅 ライオンが百獣の王の 檻を壊した
調教師、ピエロから逃げ ライオンは世界を見たいと草原走り出した
出典: 宇宙に行ったライオン/作詞:藤森真一 作曲:藤森真一
テントの隅にいたサーカス団の看板「百獣の王」はある日檻を壊し、ピエロの調教師から逃げ出します。
檻の中にいれば、食べ物ももらえ、安全も確保されているでしょう。
それでも!ライオンは外の世界へ旅立ちます。
外の世界が見たかったから、自由が欲しかったからでしょう。
ここからライオンの旅が始まります
風が風であるように
俺が俺であるために
初めて見えた世界に
自分を重ね合わせんだ
何も出来ない事以上に
何も知らない事を知った
俺はこんなもんじゃねーと
涙をこらえ叫んだ ガオー!!
出典: 宇宙に行ったライオン/作詞:藤森真一 作曲:藤森真一
ライオンは初めて見た世界と自分を見比べます。
風は風であるように、自由になったライオンも自分は自分、ペットでもなければ、サーカス団の猛獣でもありません。
そんな、何にも縛られない世界と自分をライオンは見比べます。
そして、自分のちっぽけさにを知り、それすらも知らなかった事を知ります。
ライオンはそれが悔しくて、悔しくて涙をこらえながら叫びます。
俺はこんなもんじゃないと!
ライオンは独りの少年と出会います
排気ガスが煙る街でライオンは一人ぼっちの少年と出会った
それならいっしょに旅しようと少年を背中に乗せアスファルト進んだ
出典: 宇宙に行ったライオン/作詞:藤森真一 作曲:藤森真一
世界を旅するライオンはある日、一人の少年に出会いました。
排気ガスでいっぱいの町で一人ぼっちの少年とサーカス団の檻の中に一人でいた自分とを重ねたのかもしれません。
ライオンは少年にこんなところで一人でいるくらいなら一緒に旅をしようと誘います。
少年もライオンと同じ思いを感じ取ったからこそ、彼はライオンの背に乗り一緒に旅をしたのでしょう。
どちらも、もう寂しくありません。
風が風であるように
俺が俺であるために
初めて得た仲間に
曝け出して応えたいんだ
気づけば元のサーカス団
世界を1周した
世界ってこんなもんか
涙流し叫んだ ガオー!!
出典: 宇宙に行ったライオン/作詞:藤森真一 作曲:藤森真一