Baby baby close your eyes
Go back into your endless dream
目覚める頃はとっくに
笑顔が戻ってる
出典: 夢の続き/作詞:竹内まりや 作曲:竹内まりや
英詩の部分を和訳します。
「瞳を閉じて
自分の終わらない夢の中へ帰りなさい」
失恋に際して一番効果があるのは眠りなどのしばしの休息でしょう。
夢の中では幸せな日々があるかもしれません。
そんな温かな夢に癒やされて翌朝はスッキリとした気分になれる。
竹内まりやはそう歌います。
失恋の痛手を長引かせないためにはとにかく神経やメンタル的なものにお休みをあげることです。
睡眠は一番手っ取り早い手段でしょう。
ただし失恋を経ても眠れる人はとても幸せなタイプのような気がします。
失恋を境に睡眠障害に陥るタイプの人も多くいるはずです。
自分の心が風邪をひいたと思った方は迷わず専門医に相談してみてください。
失恋で抑うつ症状になるのはむしろ正常な反応であると教えてくれるはずです。
ただし睡眠障害などを伴うようでしたら適切な薬の処方を受けて日々を立て直すことも大事でしょう。
ポジティブなものだけで自分を満たそう
過去の幻は不純物
いい事だけを信じてるうちに
すべてを許せる自分に会える いつか
あんなに愛した人も
愛してくれた人も
振り向けば ただの幻
出典: 夢の続き/作詞:竹内まりや 作曲:竹内まりや
ネガティブな要素は可能な限り自分の中から排斥してポジティブな事柄だけを吸収しよう。
そのうちに「いい人」に成長できるからどんなことでも許せてしまう大人になれるはず。
竹内まりやはそう歌います。
どんどんポジティブに成長してゆくとかつて交際していた男性に縛られなくなるよと歌うのです。
過去の男性にこだわったり縛られたりしたままでは成長は望めません。
竹内まりやの提案は的を射ています。
誰かと付き合った過去が無駄というのではないのです。
自分を容れ物に喩えて良い素材のものだけで器を満たしてゆく。
そうしたら飲み頃の素敵なお酒だけが自分を満たしていることに気付けるはず。
過去の男性への未練は不純物としてできるだけ濾過してしまいなさい。
そんな考え方を竹内まりやは提案します。
新しい恋に臆病にならない
旧い恋は早く上書きしよう
Baby baby don't think you're lonely
Don't give up lovin' somebody new
繰り返される別れに
臆病にならないで
Ah淋しいなんて
Ah感じるひまもないくらい
出典: 夢の続き/作詞:竹内まりや 作曲:竹内まりや
英詩がありますので和訳を添えます。
「自分のことを孤独なんて思わないで
新しい人を愛することを諦めないで」
男女の別れを繰り返してゆくうちに自分は誰と付き合っても合わないのではないかと不安に陥る。
そんな女性に竹内まりやは処方箋を書きます。
怖れることなくどんどん新しい恋をしてくださいと竹内まりやは歌うのです。
この頃の日本社会はまだ完全に男社会が基軸になっています。
それでも竹内まりや自身が女性SSWとして道を拓いてゆくのです。
自分の歌を聴いてくれる女性リスナーも強かになれと鼓舞します。
独りぼっちでいるくらいなら恋に邁進しなさいと年上のお姉さんがアドバイスしている感じでしょうか。
実際に旧い恋を忘れたいならば新しい素敵な恋で記憶を上書きするのが一番早いです。
女性には男性とは違った尺度で「強く」あってほしいもの。
次は男性を手玉に取るぞ! くらいの気持ちでもいいのではと思います。
明日は必ずくるから
人生は不可逆
果たせなかった約束
またひとつ増えただけ
それでも明日を夢見る
出典: 夢の続き/作詞:竹内まりや 作曲:竹内まりや
時間の流れや人生の進み具合は不可逆です。
かつての日々にはもう帰れないと分かっているならば明日に期待をかけることしか私たちにはできません。
夜は誰にも平等に訪れます。
明日を夢見る力まで枯渇させないで生きていきたいものです。
実際、過去の出来事はやがて追憶の海の中で埋没したり忘れられたりします。
気にかけていた事柄も忘れさせてくれるのが時間というものの効用です。
人間は時間の流れから離脱できない存在ですから時間を味方につけて明日を良い日にすること。
それがベストな生き方でしょう。
時間の流れや人生の進み具合は不可逆です。
かつての日々にはもう帰れないと分かっているならば明日に期待をかけることしか私たちにはできません。
夜は誰にも平等に訪れます。
明日を夢見る力まで枯渇させないで生きていきたいものです。
実際、過去の出来事はやがて追憶の海の中で埋没したり忘れられたりします。
気にかけていた事柄も忘れさせてくれるのが時間というものの効用です。
人間は時間の流れから離脱できない存在ですから時間を味方につけて明日を良い日にすること。
それがベストな生き方でしょう。