主人公が日常を抜け出して、君と一緒に行きたい場所とは、いったいどんなところなのか。

それについては、サビの歌詞で歌われています。

遠くへ向かう

君と見たい 景色があるんだ Baby
踊るよ 2人 今 街を背に
急に降る雨も 強く吹く風も
君が笑うならBe alright, You & I

出典: Boy Meets Girl/作詞:Rude-α 作曲:TAAR・Rude-α

この歌詞からは、恋人の2人が手に手を取り合って、街を抜け出す様子が浮かんできます。

「君と見たい景色」それは、忙しない街を抜けた先にあるのでしょう。

街を抜け出す途中に雨が降っても、風が吹いても大丈夫!

君が笑っているなら、すべては順調。

主人公と君は、踊るように歩きながら、どこか遠くへ向かっているのでしょうね。

誰も邪魔できない場所

誰も邪魔できない とこに行こう夜に
上手く隠れたら 口づけをしよう
All night baby girl stay with me
Don’t be shy 誰もいない
君を今 抱きしめていたい
世界は置き去りにして

出典: Boy Meets Girl/作詞:Rude-α 作曲:TAAR・Rude-α

主人公が君と一緒に行きたかった場所。それは「誰にも邪魔できない」場所でした。

そして、街から無事に抜け出すことができたなら、「口づけをしよう」と言っています。

主人公は必ず君と2人きりの世界に行くことができると、信じて疑わない様子です。

君への愛が主人公を無敵な気持ちにさせているのかもしれません。

どんな夜も君のそばにいる。

だから恥ずかしがらないで。

そんな逆に恥ずかしくなるような愛の言葉が並んでいます。

君がいれば、ほかには何もいらない。

そんな気持ちが「世界は~」の歌詞に表れています。

世の中おかしくない?

2番には世の中に対する警告のようなメッセージが込められています。

いまの世の中ってなんかおかしくない?

きっと誰もが一度は思ったことがあり、でもあえて口にはしてこなかったこと。

それをRude-αは堂々と歌い上げています。

人混みに隠れて

通り過ぎてく 街眺めて
分けたイヤホン 君は口ずさんでる
渋谷Station 人混みを
淡々と 運んでいく
波に紛れ 君と2人
誰もいない 場所に向かう

出典: Boy Meets Girl/作詞:Rude-α 作曲:TAAR・Rude-α

この歌詞は、君と実際に街を抜け出している様子ではないでしょうか?

電車に乗って、通り過ぎる街の景色を眺める主人公と君。

1つのイヤホンを分けあって使っているところが、なんだか若々しくて微笑ましいですね。

人混みに隠れるようにしながら、君と2人で遠くへ向かう。

きっとそのときの2人の手は固く結ばれていることでしょう。

信じられるのは君だけ

ネットの中のトーク
何故か足りない モラル
まるで仮面舞踏会
身勝手な言葉の渦は
乗らないし 効かない
作られた笑顔より
大事なものだけを
手のひら握りしめてたい

出典: Boy Meets Girl/作詞:Rude-α 作曲:TAAR・Rude-α

ここの歌詞では現代のネット社会のモラルについて歌っています。

顔の見えない相手と気軽に話せるようになったからこそ問われる、個人のマナー。

心ない言葉で相手を傷つけたり、平気で嘘をついたり……。

こんな世の中はまるで「仮面舞踏会」だと歌っています。

そんな息苦しい世の中を生きているからこそ、君の存在だけが救いに思えるのでしょう。

主人公にとって、信じられる存在は君しかいないのかもしれませんね。

どこまでも行ける

Baby 僕らは他の誰も
知らない答えを知ってるから
馬鹿げてる 世の中は
僕らには関係ない
教科書には 載ってなんかない
検索しても 見つからない
ウンザリしてた 日々を抜けて
Boy meets girl 君となら
どこまでも行ける

出典: Boy Meets Girl/作詞:Rude-α 作曲:TAAR・Rude-α