いつも同じ時間に目覚めて
いつもと同じ電車に揺られる
2人で選んだ部屋の灯りは
1人で消して眠りにつく
何もかも悪くはないけど
足枷になる思い出は ほどいて
出典: マダラ蝶/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞
いつもと変わらない日常が始まるはずだった。
しかし、その日常にこの間まで一緒にいた恋人はもういない。2人で選んだ部屋だけど、そこにいるのは自分だけ。
別れた直後で、心にぽっかりと穴が開いてしまった女性の心情が伺えますね。
それまで一緒にいた人がいなくなる。それが恋人だとしたらとても悲しいものです。
私は海を渡るマダラ蝶のように 今以上を求め羽ばたいて行きたい
何も無くしてないと言い聞かせて アナタに出会う前に戻っただけよ いいわ
出典: マダラ蝶/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞
別れたばかりで悲しいけれど、どうにか前を向いて気持の切り替え行こうとしている様子が見られます。
あくまでも「あなた」を失ったのではなく、「あなた」と出会う前に戻っただけと考えて気持ちを落ち着かせようとしているのでしょうね。
変わる事の無いものに 美しさなんて見出せない
「カランコロン」空き缶蹴っ飛ばしながら 小学生が横を歩いてく
私も子供じゃないんだよ どんなに想い続けたとしても
叶わない恋もあるということに 気付いた日からは 泣くのも辞めたわ
出典: マダラ蝶/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞
若いころは別れた後に永遠と泣き続けていたかもしれない。
けれども、空き缶を蹴り飛ばしながら横切っていく小学生を見て、自分は子供じゃないんだからクヨクヨ泣いていては駄目なんだと気付きます。
どんなに想っていても叶わない恋はあります。一つの別れに泣いているよりは、前を向いて新たな恋を探した方が幸せになれるのです。
ただ、心の底から好きだと思った相手と別れて、実際にここまで切り替えていく事が出来るかどうかは分かりませんが・・・
あんなに好きだと言ってたのに 心変わりに全てさらわれて
街のスレ違う人みたいに 何も無かった そんな顔をして
アナタは終わりを告げていったのに 私はそこから動けずに
馬鹿みたい 強い女に成りすまして せめて最後は美しくあろうなんて
出典: マダラ蝶/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞
ただ、これまでの歌詞の内容はただの強がり。この部分の歌詞が登場人物の女性の本音であると考えられます。
別れを告げられて「あなた」は去っていったのに、「私」はまだそれを受け入れられないでいる。
気持ちを切り替えて強い女になろうとしても、それは上っ面だけ。心の中ではまだ「あなた」を忘れられないでいる様子が伺えます。
幸せの為に繋いだ二人の手は離すことでしか幸せを掴めない
出典: マダラ蝶/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞
あんなに好きだと言ってたのに心変わりに全てさらわれて「本当に好きだった」とか言わないで 忘れようとしてるんじゃん 優しくなんてしないで
出典: マダラ蝶/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞
別れを決めた男が優しくしてしまうと、女性は別れを決意できなくなってしまうもの。
時には冷たく突き放すのも男の役目です。
私は海を渡るマダラ蝶のように 全てをかけてアナタのもとに行きたい 「次は、幸せになる」って おどけて見せるような 強い女になるには もう少しかかりそうね
出典: マダラ蝶/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞
別れてしまったけれど、「私」はまだ「あなた」のことを想い続けているという内容の歌詞ですね。
「あなた」を忘れて新たな幸せを見つけるのはまだまだかかりそうです。
正直なところ、別れたからって無理に気持ちを切り替えなくても、好きなら好きでいても良いと思います。
想いが通じることはもうないかもしれないけれど、好きでいる事はこちらの勝手なので。
気持ちの踏ん切りがついたときに新たな道を進めばよいのではないでしょうか?
おわりに
女性目線で描かれたウーバーの別れの歌「マダラ蝶」。
実の姉をモチーフに作られた曲ということで、失恋した姉を励ますために作られた曲だと考えられますね。
ただ、TAKUYA∞の姉だけでなく、世の中の失恋した女性が聴いたら共感して泣いてしまいそうな歌詞です。
そんな歌詞にのるエモーショナルなメロディはもう涙なしには聴くことが出来ません。
気になる方は、シングルを買って是非聴いてみてください!
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