まだ言えない!
Break it down it down it down
そしてwake me up wake me up
ぬるい夢なんか見せないで
Break it down it down it down
そしてwake me up wake me up
あなたにはまだ言えない!
出典: Break it down/作詞:藤原聡 作曲:藤原聡
ここも先ほども同じで、英語が彼女の本心です。
私が惚れてしまうようなことを言わないで、と理性が邪魔してきます。
そして、ここのパートの最後で“まだ言えない”と歌っていますね。
理性が隠しているのは「好き」という感情。
ある意味彼女の理性的な部分も、彼のことが好きだと認めているようです。
彼女の恋の行方は?
一時停止
Ah どうせ無理だから
縛りに縛ってfake me out
右も左もわからないで
Ah 前に進まなくちゃ
わかっていたってkeep me out
一時停止で動けぬまま
出典: Break it down/作詞:藤原聡 作曲:藤原聡
彼のことを好きになっても、また空回りしてしまうと考えているのでしょう。
お互い傷つくだけだからと恋愛を諦めています。
出来ない理由でがんじがらめにして、自分を恋愛から遠ざけようとしていますね。
ここでも自分がどこに進めばいいのか分からなくなっています。
“keep me out”とは"自分を締め出す"ということ。
ここでいう自分とは、くどいようですが彼女の本心です。
彼女は今、あくまで“一時停止”で止まっています。
あとは勇気を出してアクセルを踏みこむだけです。
彼女の恋は走り始めるのでしょうか?
ブレーキのきかない恋
言葉と逆を行く私のイヤホンは (歌い出したlove song)
ブレーキのきかないまま走りだすフリーウェイ
このままじゃ止められないまま
あなたにぶつかってしまう
出典: Break it down/作詞:藤原聡 作曲:藤原聡
彼女の恋愛は“love song”をかけながら走り始めました。
ただ、歌詞はこれが片思いで終わってしまうと暗示しています。
彼女は恋を始めると、猪突猛進で周りが見えなくなるのでしょう。
空回りした愛情は、もしかしたら周囲を傷つけているのかもしれません。
フリーウェイは高速道路のこと。
ぶつかるときの衝撃はただでは済みません。
箱に収まる鈴木愛理【MV】
ピンク
ピンクの箱と同じ色のものが途中でてきます。
1つはフラミンゴです。
フラミンゴはよく幸せの象徴、恋の象徴として描かれますね。
求愛するときフラミンゴたちはつがいで、ハートマークを作ります。
このとき出てくるフラミンゴは1羽。
もう1羽の彼を待っている状態です。
恋の始まりを予感させますね。
もう1つピンクのダイヤル式電話が出てきます。
MV中では彼女は電話をかけています。
しかし、どうやら相手と言い争いをしている様子。
最後には電話を切られてしまいます。
電話の相手はおそらく外側の自分。
つまり、本心を理性の箱に閉じ込めているんですね。
しかしよく考えたら、この箱自体も恋のピンクに染まっています。
今はかろうじて理性の箱に収まっていますが、恋が始まるのは時間の問題のようですね。