欅坂46「チューニング」
歌唱メンバーはゆいちゃんずの2人
「チューニング」は、欅坂46内のユニット”ゆいちゃんず”の楽曲です。
ゆいちゃんずは小林由依さん、今泉佑唯さんの2人で結成され、欅坂46から派生したユニットの中では最も多くの楽曲を与えられています。
2人とも音楽が得意で、歌の上手さはメンバーの中で上位に入ります。
アコースティックギターを演奏することができ、下の名前が同じ読み方ということもあり、ユニット結成に至ったようです。
「チューニング」が収録されているのは、初回限定版のType-Bのみです。
ゆいちゃんずの2人がジャケットに写っているのはType-Cですが、こちらではありません。
4thシングルのジャケットは全体的に似たものになっているので、お間違えのないようにしましょう。
歌詞解説
2人の恋をギターのチューニングに重ねた歌詞
この胸の熱い想いに
言葉が溢(あふ)れ出すんだ
僕が今何を言っても
微妙に違う気がする
出典: チューニング/作詞:秋元康 作曲:渡邉沙志
好きだという感情。言葉にすればとても簡単です。
ですが、本当は言葉で表せられるような単純な感情ではありません。
自分が持っている語彙を全て使ったとしても100%の思いが届くわけではないと思ってしまいます。
どこに惹かれたかなんて
考えてる間もなく
気づいた時には夢中になってた
出典: チューニング/作詞:秋元康 作曲:渡邉沙志
恋の感情は言葉で表すことが出来なければ、理屈でも表すことが出来ません。
だから、どうして好きになったのかと聞かれても困るだけです。好きだから好きなだけで、それ以外にありません。
まるで
チューニングが合ったように
君と出会った
ずっと求めてた理想の彼女
いつも弾いてた僕のギターの弦を張り替えて
ペグを緩(ゆる)めたり締めたりして
やっと見つけた恋なんだ
出典: チューニング/作詞:秋元康 作曲:渡邉沙志
一方的に思っている出会いは存在しません。通りかかった人に対して、良いなあと思ってもそれは出会いではありません。
お互いに何かの縁があって出会うものです。劇的なことを言ってる訳ではありませんが、お互いの感情が一致し、歯車が噛み合ったような感覚になるはずです。
それはギターのチューニングのようなものです。
弦を引っ張って、上手く張れた状態になってやっと綺麗なコードを奏でることが出来ます。
どんなに綺麗にコードを抑えても、チューニングが合っていなければ綺麗な音を奏でることは出来ません。
出会いも同じです。お互いの気持ちが上手く噛み合った時に初めて恋が生まれるのです。
2人のハモリが素晴らしい!
ゆいちゃんずの真骨頂ともいえる、2人のハモリを味わえる1曲です。
Aメロの前半は今泉佑唯さん、後半は小林由依さんがメインで今泉佑唯さんがハモリです。
Bメロもそのままメインを小林由依さんが歌い、今泉佑唯さんがハモリです。サビは2人で一緒に歌っています。
2人ともとても歌が上手ですよね。表題曲だとソロでの歌唱が少ないので、ちゃんと歌声を聴けるユニット曲は良いですね。