ここからは「チューニング」のMVを紹介します。

0:20辺りで映るカレンダーが話題を呼びました。注目してください。

第3月曜日をご覧下さい。本来15日を指すところに書かれているのは17の数字です。

このMVが出た当初、カレンダーの意味が分からずとても話題になりましたが、結局その意味は知らされることなく謎のままでした。

小林由依さんはこのMVを文字に起こしたブログを書いていますが、カレンダーについては触れられていませんでした。

筆者は15日が17日になっていることに対して、少しだけ時空が起こしいSFの世界を表しているのだろうと解釈しました。

MVは1973年の話?

【チューニング/欅坂46】MVのカレンダーの謎って…?!”ゆいちゃんず”の真骨頂、コーラスが魅力的の画像

今回のMVはカレンダーが示すように、1973年10月が舞台になっています。

MVの途中で出てくるゆいちゃんずのチラシを見ると、1973年10月24日の物語だと分かります。

このMVは日付を1973年10月24日に設定しただけでなく、思っていた以上にちゃんと時代設定が作られています。

今泉佑唯さんのことが気になっている男性が読んでいる本に注目してみましょう。

本の表紙に「Jonathan Livingston Seagull」と書かれていますが、これは1970年に大流行した「かもめのジョナサン」といわれる小説です。

全世界で4000万部以上を売り上げたベストセラーで、後に映画化されました。

その映画がアメリカで公開されたのが1973年10月23日。「チューニング」のMVの前日になります。

恐らくこの男性、昨日から公開された映画を観て、原作を読んでみようと小説を購入し、喫茶店に入り今泉佑唯さんに一目惚れ、といったところでしょう。

MVはショートバージョンのみ!

【チューニング/欅坂46】MVのカレンダーの謎って…?!”ゆいちゃんず”の真骨頂、コーラスが魅力的の画像

サビではゆいちゃんずがライブを行います。YouTubeに公開されているMVはショートバージョンなのでそこで終了してしまいます。

ショートバージョンを観ても、時空が少しおかしなカレンダーが示すSF要素は感じられません。

なので、フルサイズのMVから物語の続きを紹介します。

2番のAメロに入り、次のカットに切り替わります。ライブ翌日です。

疲れて眠そうにしているゆいちゃんずの2人ですが、うとうとしているといつの間にか現代にタイムスリップしているのです。

本を読んでいたお客さんはパソコンを操作、メニューもナポリタンからパンケーキに、けん玉で遊んでいた子供はゲーム機で遊んでいます。

不思議そうに外で探索していたゆいちゃんずですが、本日は25日。ライブがあるのを思い出し、急いで帰ることになります。

帰り道でおじさんにぶつかり、舞台は未来から1973年の現代に戻ります。

そのおじさんが落とした新聞に書かれているのは”南海パ優勝”や”オイルショック”の文字です。

実際に調べてみると、パリーグの優勝を南海が決めたのは1973年10月24日なので、翌日の朝刊であることが分かります。

無事、帰宅してライブを行いMVも終了となります。

終わりに

欅坂46の「チューニング」を紹介させて頂きました。

なぜMVがタイムスリップする話になったのかは分かりませんが、面白いMVだと思います。

MVに出てきた「欅」という喫茶店ですが、港区にある「RORO」という喫茶店が撮影に使われました。

ゆいちゃんずのファンの方、一度行ってみてはいかがでしょうか。

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